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粉ミルク汚染問題 Lactalis

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粉ミルク汚染問題 Lactalis

ラクタリス社 製 造の乳 児 用粉ミルクがサルモネラ菌に 汚 染されていた 問題 はフランス国内のみならず、世界 規 模で 広 がっています。 最初 に汚染が懸念されたのは 去年の8月のことですが、ラクタリス社も 衛 生管理公的 機関 も 製 造工 場 には 問題 がないとして、汚染を防ぐ努力をしませんでした。20人の被害者を出し、 汚 染が疑われる粉ミルクの回 収 命令が出たのは12月 2日 のことです。 リステリア菌などの 汚 染が疑われるチ ー ズなどが回 収 されることは定期的にあるので、当初、...

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サン・ジル地区の「民衆」カフェ Maison du Peuple à Saint Gilles

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サン・ジル地区の「民衆」カフェ Maison du Peuple à Saint Gilles

ブリュッセルの住宅地サン・ジルの大広場に「メゾン・デュ・プープル Maison du Peuple」(民衆の家)はあります。赤煉瓦のこの建物は1905年に建てられました。労働者の為に19世紀末からベルギーやフランス各地にできた建物のひとつです。殆どの建物は取り壊されて残っていませんが、このサン・ジルの家は1995年に町が買い取り、骨組みに使われたアール・ヌヴォーを活かして修復され、現在に至っています。 当時は労働党が集会所として、パンの無料配布所として、時には無料診察所としても使われました。労働者の為の積立預金がやがて相互保険の元となり、組合や共済がここから生まれていきました。正に民衆の為の家だったのですが、今では1階の集会所は食事も取れるカフェになり、2階はイベントに使われる大ホールです。...

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ムフタール通り「パピヨン」は日本タッチ  Japan Street Food "Le Papillon"

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ムフタール通り「パピヨン」は日本タッチ  Japan Street Food "Le Papillon"

パリ5区にあるムフタール通りは南北に走る古い古い通りです。ひと昔前の懐かしい雰囲気を漂わせる市場街は内外の映画監督を惹きつけます。スピルバーグも「ミュンヘン」のロケでここへやってきました。そんなムフタールに日本タッチの軽食を出す小さな店の誕生です。以前は下町っぽいレトロなカフェ「ル・パピヨン」があったのですが、いつの間にか日本風の軽い食事の店に変わったのです。 早速、ランチを取りに新装開店の「パピヨン」(Le Papillon)へ行ってみました。店は明るく若いふたりのお兄さんが切り盛りし、奥の厨房には日本人シェフ「ダイスケ」さんが。メニューは「タパス」として「鶏の唐揚げ」や「海老フライ」「枝豆」などがあり、メインは「バーガー」で、クラシックなハンバーガーから照り焼き風味のピタに入った春巻き風バーガーまで日本タッチの軽食が並んでいます。バーガーはどれも6ユーロ、タパスは3〜6ユーロで学生さんの予算でもOKの手頃な値段、開店3日目にして大盛況でした。ちなみにシェフのダイスケさんはマレ地区にあるビストロ「カフェ・デ・ミュゼ」(Caf...

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坂倉準三展がパリで始まる Junzô Sakakura : une architecture pour l'homme

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坂倉準三展がパリで始まる Junzô Sakakura : une architecture pour l'homme

明日から坂倉準三展(Junzô Sakakura)がパリ日本文化会館(Maison de la culture du Japon à Paris)で始まります。阪倉は戦前にパリ万博(1937年)の日本館設計で一躍有名になり、戦後も東急文化会館や日仏学院など多くの主要な建築を手がけましたが、1930年代にル・コルビュジエ(Le Corbusier)に師事し、パリに暮らしたことは案外知られていません。 コルビュの家具担当として活躍したシャルロット・ペリアン(Charlotte Perriand)は自伝(Une...

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シャンタルの光の本 Livres de lumière

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シャンタルの光の本 Livres de lumière

素敵なランプを作るシャンタル・ペラン(Chantal Perrin)は元映画女優です。1976年製作の「タタール人の砂漠」( Il deserto dei Tartari )はジャック・ペラン主演で脇役にはジュリアーノ・ジェンマはじめ当時のスター勢揃いという大作ですが、シャンタルもこの映画に出演しています。映画プロデューサーとしても活躍した彼女は、いつの間にか映画の世界を離れ、家で好きなランプ作りをするようになりました。彼女の作るランプの特徴はシェードにあります。様々な本を折って綺麗で優しい光を生み出すのです。折り紙に惹かれたのは、ほんの少しですが、日本人の血が入っている所為かもしれません。...

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日本から見たフランス大統領選!Présidentielle vue par les japonais ?

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日本から見たフランス大統領選!Présidentielle vue par les japonais ?

2日前からフランスで話題になっているのが NHKの「これでわかった!世界のいま」という番組で放送された大統領選の説明です。3月27日にフランスの日本カルチャー・ファン向けネットニュース・サイト「ドウゾドウモ」(DozoDomo)がこの放送を取り上げ、その記事がツイッター経由で拡散し、翌日には主要メディアが挙ってこれを伝えることになったのです。 ル・モンド紙(Le Monde)ネット版に載ったのは28日夜のことですが、翌日のシェア・ランキングで7位になっていました。何故かというと、大統領選という時事問題を雄鶏や卵を使って説明する演出にびっくりしたからのようです。エマニュエル・マクロン(...

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混迷深めるフランス大統領選  Présidentielle 2017

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混迷深めるフランス大統領選  Présidentielle 2017

© @ChaunuShow あとフランス大統領選まで1ヶ月、候補者のテレビ討論会も始まり、選挙戦が盛り上がってきました。でも未だ決定的な候補者がいません。保守・中道の予備選挙で選ばれた統一候補フィヨン元首相(François Fillon)は昨年11月の時点では限りなく大統領の座に近づいていました。ところが1月に出た架空雇用による公金流用疑惑、ペネロープ・ゲート(Penelope Gate)で支持率をじわじわと減らし、今では2位に大きく水をあけられています。 フランスの大統領選は、1回目の投票で50%を得票する候補者が出ない場合、2回目の決選投票が行われます。社会党現政権の不人気により、今年の選挙で保守党が返り咲くと誰もが予想していたにもかかわらず、フィヨンの予選落ちがかなり濃厚になってきました。一連の金融スキャンダルで起訴されても選挙運動を続けるフィヨンには悲壮感さえ漂います。「大統領の陰謀説」(...

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春のお菓子は桜餅 gateau "Sakura-mochi"

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春のお菓子は桜餅 gateau "Sakura-mochi"

この季節、日本の街は桜にあふれます。テレビは天気予報の度に「桜情報」を流します。昨日は「東京の桜が開花」というニュースがトップでした。なんでも「靖国神社の桜の木に5つ以上の花が咲いた」ということで、開花宣言となったそうです。毎月イベントに沸く日本ですが、この季節は間違いなく「お花見」つまり日本じゅうが桜ファンになります。 私も例に漏れず、俄か桜ファンになり、桜餅を作ってみました。関東と関西では材料が違いますが、私は関西風の桜餅の方が好きです。道明寺粉にほんのり色を付けて熱湯を加えて混ぜ、適度な硬...

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1947年発行フランスのパスポート Passeport publié en 1947

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1947年発行フランスのパスポート Passeport publié en 1947

最近、亡き夫の遺品を整理していて、フランスの古いパスポートを見つけました。1947年に発行された義父のものでした。それを見て、子供達が笑っています。身体的特徴を記したページを読んで大笑いしているのです。覗いてみると、「身長」「目の色」以外にも「髪:ごま塩」「額:ふつう」「鼻:ふつう」「口:ふつう」「顎:丸い」「顔:楕円形」「肌色:ありきたり」と細々と書き込まれているではありませんか。写真が貼られていなければ、ほとんど参考にはなりそうにないデータの羅列です。しかもすべて手書き。風流というか何という...

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ディレ&カミーレ Dille & Kamille

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ディレ&カミーレ Dille & Kamille

ディレ&カミーレ(Dille & Kamille)がオランダのユトレヒトに1号店を開いたのは1974年のこと。 流行に関係なく、環境に優しいシンプルな日用雑貨を提供するコンセプトで人気を呼び、今ではオランダとベルギーに27軒も店があります。店内には、可能な限り自然素材を使って作られた製品があふれています。木やステンレス製の台所道具に様々な白い食器、100%コットンのリネン類、エコ石鹸、ブロッコリの水栽培キット、乾物類もすべて自然食品と徹底しています。 用事がなくても店の前を通ると店内に吸い込まれてしまい、つい無駄な買い物をさせられる困った店でもあります。今日はきれいなテーブル・セッティングに惹かれ、グレーのテーブルクロスとランチョンマット6枚を買ってしまいました。コットンのトートバッグも一緒に買ったので、しめて49,50ユーロの出費です。 製品でセッティングされたテーブル/Rue...

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