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絵画のキャバリア・キング・チャールズ Musées Royaux des Beaux-Arts de Belgique

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絵画のキャバリア・キング・チャールズ Musées Royaux des Beaux-Arts de Belgique

ニュルンベルクで予期せずクラナッハ展に出会って以来、機会ある毎に美術館へ足を運んでいますが、今回はブリュッセルのベルギー王立美術館(Musée Royaux des Beaux-Arts de Belgique)へ行きました。ここにもクラナッハが6点あるからです。そのうちの1枚が「ヴィーナスとキューピッド」で、粋でおしゃれなヴィーナスがそこにいました。流石ベルギーを代表する美術館だけあって、ルーベンス(Rubens)の壮大な作品が並ぶ大きな部屋やブリューゲル(Brueghel)の作品がたくさんあり、しばし時間の経つのを忘れました。...

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ルーヴル美術館のフェルメールとホーホ  Vermeer & Hooch

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ルーヴル美術館のフェルメールとホーホ  Vermeer & Hooch

今日は久し振りにルーヴル美術館へ行きました。先日ニュルンベルクで見たクラナッハがあまりにも強烈だったので、他の作品も見たいと思い、重い腰を上げたのです。ニュルンベルクでもう1点気になったのがピーテル・デ・ホーホ(Pieter de Hooch)でした。ホーホは17世紀のデルフト派の画家で、同時代のフェルメール(Vermeer)と影響を与え合っていたと言われています。確かにニュルンベルクにあったホーホの絵はフェルメールの35点目かと思わせるほど、特徴のある絵でした。アムステルダムまで行けば、たくさん見ることができるはずですが、取り敢えず、地下鉄で15分の所にもあるのを見逃す手はありません。...

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ミラベルは今が旬   Mirabelle!

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ミラベルは今が旬   Mirabelle!

この季節になるとミラベルが市場に並びます。ミラベルはプラムの1種で、黄金色の小さな実です。フランスのロレーヌ地方が産地ですが、ブルゴーニュ地方の知人宅を訪ねた時、ちょうど庭に実がたわわに生っていて、採りながら食べたことを思い出します。ミラベルの果肉はネットリとして甘く、酸味はあまりありません。最近は交通の発達で世界が狭くなり、ほとんどの果物を季節に関係なく食べることができます。地球の裏側からの果物も地元産と一緒に仲良く並ぶ時代では、旬を意識することもなくなり、それはちょっと残念なことです。でも、新鮮なミラベルだけは今しか食べることができません。ミラベルを見ると8月を実感し、わずか1ヶ月間しか店頭に出ないこの果物をせっせと買い、口に運ぶことになります。...

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文化テレビ局アルテの新サスペンス   « The Team »

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文化テレビ局アルテの新サスペンス   « The Team »

ドイツ語とフランス語で放送されている独仏共同出資のテレビ局「アルテ arte」で新しいサスペンス・シリーズが始まりました。全8回で完結のフィクションです。1回は58分、コペンハーゲン、アントワープ、ベルリンで次々と殺人が起こり、3カ国の刑事でひとつのチームを作って捜査するという物語です。ディレクターは数年前に大ヒットしたデンマーク制作のサスペンス「The Killing」を一部担当したデンマーク人の Kathrine Windfeld 。「The Killing」のように、登場人物の研ぎ澄まされた個性と予想外の展開にどんどん引き込まれていきます。これで毎木曜夜の楽しみができました。この話の軸になっているのが、ヨーロッパの新しい犯罪捜査システム。現在、欧州連合に加盟しているのは28カ国ですが、これらの2カ国以上で共同捜査が必要とされる刑事事件が起こった場合、国境を越えた捜査チームが編成されるのです。...

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カラー・ピーマンの詰物   Poivrons farcis

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カラー・ピーマンの詰物   Poivrons farcis

野菜にファルス(詰物)をする料理をよく見かけます。フランスですと、トマトやマッシュルーム、ズッキーニの詰物がポピュラーです。私は定期的にロール・キャベツを作りますが、これもフランスではファルス料理の一種です。東欧の国々でもこの料理は家庭料理として親しまれているようですが、ある時、クリスマス料理として料理上手のブルガリアのおばあさんが作ってくれたロール・キャベツをいただきました。美味しいのですが、決定的に違う点がひとつありました。それは、詰物に「お米」が入っていることでした。 最近、料理好きのギリシャのご婦人宅で「ピーマンの詰物...

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モンマルトルの絶景ホテル     Terrass "Hôtel

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モンマルトルの絶景ホテル     Terrass "Hôtel

スタンダール、ベルリオーズ、オッフェンバッハ、ギュスタヴ・モロー、エミール・ゾラ、上げ出したら切りがないほど多くの著名人が眠るモンマルトル墓地。その墓地の近くに「テラス・ホテル( Terrass "Hôtel )」はあります。その名の通り、この瀟洒なプチ・ホテルの屋上にはパリが一望に見渡せる広いテラスがあるのです。今年、内装を完璧にリニューアル、古き良い時代のホテルからモダンでスマートなホテルに蘇りました。 昼食後、コーヒーを飲みにテラスへ行き、ブランコ・ソファでゆら〜りゆらり。長閑なコーヒータイムを過ごしてきました。再オープンして1ヶ月、まだ知られていない所為か、開店休業状態のテラスで親切なギャルソンを独り占め。その上、コーヒー代はたったの3ユーロ。8月のパリは1年中で最も住人が少なく、駐車スペースは閑古鳥、ヴァカンスと無縁な私のような残り組にとって最高のパリがそこにあるのです。テラスでエッフェル塔を眺めつつ、会話に花を咲かせるのは贅沢なひと時です。 Swing...

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ブリュッセルはお花でいっぱい!  Flower Time in Brussels

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ブリュッセルはお花でいっぱい!  Flower Time in Brussels

ブリュッセルで「フラワー・タイム Flower Time」がありました。これは13日から今日まで開催されたイベントです。2013年夏、ブリュッセルのグラン・プラース(Grand-Place)は花で埋まりました。広場に花の絨毯が敷かれたのです。4日間で2万人以上が集まったと言われています。今年はその第2回目。グラン・プラースにある15世紀に建てられたゴシック様式の市庁舎も花でいっぱいになりました。ホールや各部屋はもちろん、階段や通路にもフラワー・アレンジメントが置かれたのです。これはベルギーを代表する1808年創立のゲント王立植物協会(Société...

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ニュルンベルクの水のパビリオン    Hexagonal Water Pavilion by Jeppe Hein

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ニュルンベルクの水のパビリオン    Hexagonal Water Pavilion by Jeppe Hein

パリよりずっと暑かったニュルンベルクの週末。毎日35度を越す猛暑の町には泉(brunnen)がたくさんありました。広場や教会の横で静かに水を出しています。そこで子供や犬が水浴びをしていました。現代美術館(Neues Museum)前の広場(Klarissenplatz)には2012年に設置された「Hexagonal Water Pavilion」と題した噴水がありました。これは、ベルリンを本拠地に活躍するデンマーク人アーティストのイブ・ハイン(Jeppe Hein)の作品です。暑い時に市民に水浴...

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ルーカス・クラナッハの展覧会  Lucas Cranach

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ルーカス・クラナッハの展覧会  Lucas Cranach

ニュルンベルクにあるゲルマン民族博物館に、今、ルーカス・クラナッハ(父)の作品が展示されています。「ヴィーナスとルターの間で Between Venus and Luther / Cranach’s Media of Seduction」と題されたこの展覧会には絵画を中心とする約20点の作品が集められ、同時期の画家の作品と並んで鑑賞できるようになっています。代表的な「ヴィーナスとキューピッド」シリーズやマルティン・ルターの肖像画だけでなく、「不釣り合いなカップル」や「フレデリック三世」など、人物の表情が強く語りかけてくる作品がたくさん展示されているのです。この企画は来年の5月までです。...

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ニュルンベルク旅行  Nürnberg

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ニュルンベルク旅行  Nürnberg

週末を利用してニュルンベルク(Nürnberg)へ行きました。日本では、ニュルンベルク裁判の町として知られていますが、他にも有名なものがたくさんあります。ルネッサンス期の画家アルブレヒト・デューラー(Albrecht Dürer)はここで一生を過ごしました。町じゅうに彼の名前が溢れ、空港の名前も「アルブレヒト・デューラー空港」、ドイツ最大規模と言われるゲルマン民族博物館(Germanische Nationalmuseum)には8枚の絵画が展示されています。17世紀から続く伝統のクリスマス市(Christkindlmarkt)はヨーロッパで最も人気のある市のひとつで、外国からも観光客が多く訪れます。今年は11月27日からで、夏の間は影も形もありませんが、どうしてもクリスマス・グッズを買いたい人の為に専門店「Käthe...

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