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文明開化の子供たち Les enfants de l'ère Meiji

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文明開化の子供たち Les enfants de l'ère Meiji

3月30日〜5月21日まで「Les enfants de l'ère Meiji 文明開化の子供たち」と題した展覧会がパリ日本文化会館(Maison de la culture du Japon à Paris)で開かれます。版画を中心とする約140点の貴重な作品や資料が並びました。近代化が進む19世紀後半の日本の風俗が子供たちと共に生き生きと描かれている版画の数々。教育の為に作られた万国旗や植物・動物の絵など珍しい版画も展示されています。また、フランス人画家ビゴーGeorges Fredinand...

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緑の手! La Main Verte

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緑の手! La Main Verte

フランス銀行(3月13日公表)によると、今年の物価上昇率は3,7〜4,4%となる見込みです。ウクライナ戦争が始まる前からエネルギー価格問題に直面していたフランスは、今回の戦争でこれが決定的となりました。原発先進国のフランスは、55%の天然ガスをロシアに頼っているドイツほどではありませんが、石油やガス開発をロシアで展開している企業トータル・エネルギーの進退に悩んでいます。ロシアへの経済制裁では天然ガスと石油の輸入を止めるのが最も効果的と言われていますが、この部分は未だに手が付けられていません。つい最近まで、ロシアに大きく依存しているエネルギー問題を誰も真剣に考えていなかったとは俄かに信じがたいことです。...

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ストリート・アートとウクライナ Artistes soutiennent l'Ukraine

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ストリート・アートとウクライナ Artistes soutiennent l'Ukraine

rue Buot, 75013 ウクライナ戦争が始まって以来、街角で見かけるタッグ(tag いたずら書き)には黄色と青色が目立つようになりました。近所の薬局の仮テントも黄色と青色です。ウクライナ国旗に使われるこの2色はウクライナ支援の象徴なのです。パリ13区のビュット・オー・カイユ(Butte aux Cailles)地区の細道には以前からタッグ、いつの頃からかストリート・アートと呼ばれるようになった作品が多く見られます。今月初めに登場したセトの絵は可愛い少女がウクライナ国旗を持って戦車を踏み潰しながら歩いています。...

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ウクライナ戦争とパリ L'Ukraine et Paris

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ウクライナ戦争とパリ L'Ukraine et Paris

Maria Ovsyannikova (*The Guardianのスクリーン・ショット) ロシアがウクライナ侵攻を開始して20日、戦火は増すばかりです。始まった当初、欧州連合はロシア非難で強い連帯を示しましたが、戦争が長引くに連れ、連帯感が薄れていくのが感じられます。毎週土曜日にレピュブリック広場で開かれるウクライナ支援集会も3日前は1000人くらいしか集まらず、オーガナイザーの「フランスの皆さん、支援を」という声が虚しく流れていました。ベルリンでの大規模集会と比べると雲泥の差です。「2020年までフランスはロシアに武器を売っていた」「トータル・エネルギー(フランスの最大エネルギー会社)がロシアから撤退しないのは犯罪」「ソシエテ・ジェネラル銀行(仏主要銀行)はロスバンク(露主要銀行)から資本を引き上げない」というニュースは仏政府の曖昧な態度を語る一部です。アソシエーション・レベルでは救援物資や難民受け入れなどの運動が広がっていますが、どうも国民レベルの関心は別のところにあるような気がしてなりません。ひとつには4月10日の大統領選挙があるようです。目下、現大統領が30%以上の支持を得て、他候補を大きく引き離しています。決選投票は2週間後の4月24日。現在のところ、5年前と同じく、世論調査で2位につけているマリーヌ・ル・ペン(極右)との一騎打ちになりそうです。2週間前に比べて、マクロン大統領の支持率が3%上がったのは戦争と引き離しては考えられません。...

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ウクライナ料理 Plats ukrainiens

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ウクライナ料理 Plats ukrainiens

昨日のレピュブリック広場 © Harald Gottschalk ロシア軍によるウクライナ武力行使は日毎に激しさを増しています。パリ市は、昨日から各区役所で救援物資受付を始めました。ウクライナ支援運動も大きくなり、昨日のレピュブリック広場の反戦集会は周辺の車の流れを止めるほど参加者が車道に溢れました。 最近、ソ連時代に何度も行ったモスクワの食事を思い出します。その当時は、宿泊先が指定されており、いつも同じホテル「ウクライナ・ホテル」に滞在したものです。ロシア通貨の持ち出しは禁止だったにも関わらず、スイスの空港ではいつでもルーブルが買え、その安いルーブルで美味しい食事をすることができました。その中で私が最も気に入っていたのは「ボルシチ」。牛肉、ビーツ、キャベツが入ったポタージュ風のウクライナ料理です。...

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国連総会「ロシア非難決議採択」Résolutaion exigeant le retrait des forces russes

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国連総会「ロシア非難決議採択」Résolutaion exigeant le retrait des forces russes

昨日の国連総会で「ウクライナからのロシア軍即時撤退」を盛り込んだロシア非難決議が賛成141ヵ国で採択されました。参加193ヵ国中、反対を投じたのはロシア、ベラルーシ、エリトリア、シリア、北朝鮮の5ヵ国で、中国やインド、パキスタン、イラン、イラクなどの35ヵ国は棄権しました。全く意思表示をしなかった国は12ヵ国ですが、これらの国はどうして沈黙したのでしょうか? 2014年にロシアがクリミア半島を併合した時の非難決議に100ヵ国が賛成、11ヵ国が反対、58ヵ国が棄権したことを考えると、今回は画期的な結果と言えます。但し、それぞれの国の立ち位置が明らかになった以外、法的拘束力は何もありません。いくら多くの国がロシアのウクライナ武力侵攻を非難しても戦争を止めることはできないのが現状です。...

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