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ムフタール通り「パピヨン」は日本タッチ  Japan Street Food "Le Papillon"

Published on by Kayoko

ムフタール通り「パピヨン」は日本タッチ  Japan Street Food "Le Papillon"

パリ5区にあるムフタール通りは南北に走る古い古い通りです。ひと昔前の懐かしい雰囲気を漂わせる市場街は内外の映画監督を惹きつけます。スピルバーグも「ミュンヘン」のロケでここへやってきました。そんなムフタールに日本タッチの軽食を出す小さな店の誕生です。以前は下町っぽいレトロなカフェ「ル・パピヨン」があったのですが、いつの間にか日本風の軽い食事の店に変わったのです。 早速、ランチを取りに新装開店の「パピヨン」(Le Papillon)へ行ってみました。店は明るく若いふたりのお兄さんが切り盛りし、奥の厨房には日本人シェフ「ダイスケ」さんが。メニューは「タパス」として「鶏の唐揚げ」や「海老フライ」「枝豆」などがあり、メインは「バーガー」で、クラシックなハンバーガーから照り焼き風味のピタに入った春巻き風バーガーまで日本タッチの軽食が並んでいます。バーガーはどれも6ユーロ、タパスは3〜6ユーロで学生さんの予算でもOKの手頃な値段、開店3日目にして大盛況でした。ちなみにシェフのダイスケさんはマレ地区にあるビストロ「カフェ・デ・ミュゼ」(Caf...

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坂倉準三展がパリで始まる Junzô Sakakura : une architecture pour l'homme

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坂倉準三展がパリで始まる Junzô Sakakura : une architecture pour l'homme

明日から坂倉準三展(Junzô Sakakura)がパリ日本文化会館(Maison de la culture du Japon à Paris)で始まります。阪倉は戦前にパリ万博(1937年)の日本館設計で一躍有名になり、戦後も東急文化会館や日仏学院など多くの主要な建築を手がけましたが、1930年代にル・コルビュジエ(Le Corbusier)に師事し、パリに暮らしたことは案外知られていません。 コルビュの家具担当として活躍したシャルロット・ペリアン(Charlotte Perriand)は自伝(Une...

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シャンタルの光の本 Livres de lumière

Published on by Kayoko

シャンタルの光の本 Livres de lumière

素敵なランプを作るシャンタル・ペラン(Chantal Perrin)は元映画女優です。1976年製作の「タタール人の砂漠」( Il deserto dei Tartari )はジャック・ペラン主演で脇役にはジュリアーノ・ジェンマはじめ当時のスター勢揃いという大作ですが、シャンタルもこの映画に出演しています。映画プロデューサーとしても活躍した彼女は、いつの間にか映画の世界を離れ、家で好きなランプ作りをするようになりました。彼女の作るランプの特徴はシェードにあります。様々な本を折って綺麗で優しい光を生み出すのです。折り紙に惹かれたのは、ほんの少しですが、日本人の血が入っている所為かもしれません。...

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