ムフタール通り「パピヨン」は日本タッチ Japan Street Food "Le Papillon"
パリ5区にあるムフタール通りは南北に走る古い古い通りです。ひと昔前の懐かしい雰囲気を漂わせる市場街は内外の映画監督を惹きつけます。スピルバーグも「ミュンヘン」のロケでここへやってきました。そんなムフタールに日本タッチの軽食を出す小さな店の誕生です。以前は下町っぽいレトロなカフェ「ル・パピヨン」があったのですが、いつの間にか日本風の軽い食事の店に変わったのです。
早速、ランチを取りに新装開店の「パピヨン」(Le Papillon)へ行ってみました。店は明るく若いふたりのお兄さんが切り盛りし、奥の厨房には日本人シェフ「ダイスケ」さんが。メニューは「タパス」として「鶏の唐揚げ」や「海老フライ」「枝豆」などがあり、メインは「バーガー」で、クラシックなハンバーガーから照り焼き風味のピタに入った春巻き風バーガーまで日本タッチの軽食が並んでいます。バーガーはどれも6ユーロ、タパスは3〜6ユーロで学生さんの予算でもOKの手頃な値段、開店3日目にして大盛況でした。ちなみにシェフのダイスケさんはマレ地区にあるビストロ「カフェ・デ・ミュゼ」(Café des Musées)のシェフも兼ねているそうです。