フランス老人ホーム事情 EHPAD
/image%2F1483140%2F20180131%2Fob_742258_libe-ration.jpg)
Manifestation du 30 janvier 2018 / ©Libération フランスは社会運動の盛んな国、マニフと呼ばれるデモは毎週どこかで行われています。昨日は老人ホーム職員の全国規模のマニフがありました。動員率は31,8%で、ホームを通常通り運営しつつの数字としては驚異的とも言えます。 それは、年々増える一方の要介護老人を収容できる施設が足りないことが根底にあります。施設の老朽化と職員不足から来る様々な問題が表面化、現場の悲痛な声がこの実力行使へと繋がったのです。政府はこれに先立ち、5千万ユーロ(約68億円)の2018年度追加予算を約束しましたが、「焼け石に水」だと関係者の怒りは収まりそうにありません。...