上海旅行*2日目 Voyage à Shanghai
爽やかに目覚めた2日目は、「上海に来たら服を作る」という外国人に習い、私もファブリック・マーケット(轻纺面料市场)へ。服の仕上がりには最低24時間必要なので、上海に着いたら早めに行った方が無難です。ここは仕立て屋さんが集まった大きなビルで、紳士物専門のテーラーやシャネル・スーツのコピー屋さん、スカーフを売り込む既製服屋もありました。シャネル風ドレスの300元(約5200円)は安いですが、手持ちの綿ドレスのコピー制作費用が200元は高いですね。このビルの前の歩道にはアクセサリー・小物を売る人たちが風呂敷を広げています。値段は「お客さんの顔を見て決める」みたいですので、ご注意を。
その後、旧市街にある ユー・ガーデン(豫园 )へ行きました。元は16世紀に作られた広大な個人の庭園で、紆余曲折を経て、現在では半分が庭園、半分が商業スペースとなっています。昔の面影を残す建物に数え切れないほどの商店が軒を並べ、観光客で賑わっていました。お昼は縁日のような楽しさに溢れ、あらゆる種類の料理がひしめく屋台で食べ、最後は有名なティーハウス「湖心亭」でお茶を味わいました。
そこから南京路歩行街にあるホテルまでのんびり歩き、その間、書道関連の専門店が集まる地区で足を止めました。この辺りには書店も多く、文教地区のようですね。
夕方は 浦東エリアを上から見るべく、絶景スポットの「 M1NT 」へ行きました。ここは高層ビルの24階にある食事もできるクラブですが、ドリンク(70~88元)だけにして、食事は火鍋の店「 海底捞 」へ。広大な店は満席、ニコニコ顏のお兄さんに案内され、待つ事20分。待合ではドリンクとお摘みが振舞われ、不思議な味に目を白黒。中国語が話せない私は注文の仕方がわからず、サービスのシステムを理解するのに時間を要してしまいましたが、店員さんが我慢強く付き合ってくれ、美味しい鍋料理に舌鼓を打ったのでした。ちなみに英語は全く通じません。上海に行く時は中国語を勉強して行った方がより楽しめると思います。