小麦粉をゲット! La farine est à nouveau au rayon

Published on by Kayoko

小麦粉をゲット! La farine est à nouveau au rayon

しばらく前から探していた小麦粉がやっと手に入りました。買い物に行く度に「小麦粉ありますか?」が口癖になっていましたが、今日早朝に買い物に出かけた隣人が買ってきてくれました。嬉しい!隔離が始まった3月17日にいきなり小麦粉の需要が増え、第1週の売り上げは229%上昇したそうです。その後も現在に至るまで150%増を維持しているとのこと。私を始め、お菓子やパンを家で作る人がめっきり増えたのですね。フランスはヨーロッパで一番の小麦生産国、量が足りなくなるはずはないのですが、商品となって店の棚に並ぶ前には多くの人の手を経ています。製粉会社は需要に合わせて増産していますが、紙袋生産の半分はドイツに頼っている為、フランスへの供給が遅れています。その結果、パッケージングが間に合わないのです。おまけに人手不足がそれに拍車をかけています。

また、消費量が増えたわけでもないのに、果物や野菜の値段が約20%上がったと言われています。これは流通システムの変化と季節労働者が雇えなくなったことが原因のようです。今はイチゴが盛りですが、安いイチゴはスペイン産で、地元のイチゴは人手不足から収穫がままならず、コスト高になるという状況です。これは農業だけのことではなく、漁業でも同じ現象が起こっています。カニやエビはこれからが収穫期ですが、一番の買い手であるレストランがいつ営業再開できるかわからない為、今後の計画が立てられません。昨日の時点で「飲食店の再開日は5月末に決定する」とされました。つまり、後1ヶ月以上待たないと何も決めることができないということです。

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