Top posts
-
パリにも春がきた sansho "poivre du Sichuan"
今日は久しぶりに良い天気、お日様が顔を出しています。バルコニーのジェラニュームは何とか冬を越しましたが、花が消え、虎の子のパイナップル・セージ(sauge ananas)は枯れてしまいました。これはサルビアの仲間で赤く可愛い花を咲かせますが、特徴は葉にあります。葉にパイナップルの香りがあり、フルーツ・サラダに入れると最高なのです。他のハーブはやっと芽を吹き出したところで、数年前にツールーズで買ったスミレは今年も元気に花を咲かせています。 そして、山椒の新芽が日毎に大きくなってきました。運良く雄木...
-
ミミちゃんのお風呂 le chien sous la douche
うちのミミちゃんは1ヶ月に1回くらい、お風呂に入ります。 このところ雨が続いて、トイレ散歩に出る度に体が汚れ、拭いても白い毛はドブネズミ色に近づく一方でした。やっと太陽が顔を出したので、久し振りのお風呂となったわけです。獣医さん曰く「犬を洗うのは1ヶ月〜1ヶ月半に1回が良い」そうです。ミミちゃんは毛が長いので、地面が濡れていると、散歩の度に脚はもちろんのこと、お腹の毛も濡れてしまってヨレヨレになります。最近、年の所為か、お尻のあたりの茶色の毛が白っぽくなってきました。犬も白髪になるのかしら?とにかく無事シャンプーを終え、毛がふわふわになってちょっと若返えったミミちゃんです。そして、ソファーで鼾をかいて寝ています。まるで人間のおじさんみたい。 my...
-
ムフタール通りの行列のできる店 Rue Mouffetard
パリ5区のムフタール通り(Rue Mouffetard)は古代ローマ時代に作られたと言われる南北に通る細長い道です。南側には食材を売るマルシェがひしめき合い、北へ坂道を上るにしたがって洋品店や靴屋、レストランが増えてきます。今でも古き良き時代の庶民的な雰囲気を残すこの近辺は映画の撮影にもよく使われます。スピルバーグやウッディ・アレンもここで撮影をしています。無料の映画村と言った風情です。 さて、本日は「復活祭の月曜日」(Lundi de Pâques)で祭日です。お天気も良いので、愛犬を連れてムフタール通りを散歩してきました。時は14時30分、そろそろ昼食が終わる時間ですが、坂道の中程に人だかりが、、、場所は240番地「オー・プチ・グレック」(Au...
-
フランス・メディアと日本 Japon selon les médias français
日本がフランスのメディアで大きく取り上げられるのは、地震や津波、福島原発など災害関連ニュースがほとんどです。明るい話題では滅多に取り上げられないので、昨日今日と続けて日本が登場したのには、少々面食らいました。 ひとつは「日本:初めてのアンドロイド受付嬢」という見出しで、人間型ロボットの受付嬢が三越デパートにお目見えしたという内容。そしてもうひとつは「日本:電車が時速603キロのスピード記録を出した」というものです。記事を読んで見るとそれほどビックリする内容でもないのですが、解決策のない中東紛争関連や地中海移民遭難事故が毎日報道される中、ホッと一息つける《憩い》を提供しているのかもしれないと思いました。フランスでは、日本はロボット先進国として注目されています。 Le...
-
パリ市庁舎広場とイベント Place de l’Hôtel de Ville
市庁舎はパリの中心にあり、14世紀から今日まで人々が集う広場です。嘗ては「グレーヴ広場」と呼ばれており、ストライキをすることをフランス語では「faire grève」(グレーヴをする)と言いますが、この広場でよくストライキが行われたことからこの表現が生まれたと言われています。 昨日、この広場を通りかかると、多くの人たちが整然とシッティングをしていました。全員が黒の服を着て、きれいに列を作り、無言で座っているのです。音を立てず、動かない約200人の人たち。時間が止まっているような錯覚に陥りました。思わず足を止め、何のイベントだろうと参加者が掲げているプラカードに目を凝らしました。これは「動物の生体実験反対」のキャンペーン(www.international-campaigns.org)でした。主催者の演出に脱帽です。通常、こういったキャンペーンは彼らの主張をひとりでも多くの人に聞いてもらおうと声高にメッセージを連呼することが多いのですが、今回のように静かに座っているだけの方がメッセージが伝わってきます。 sitting...
-
パリから羽田へ里帰り Paris-Haneda : AF272
久し振りに日本へ里帰りです。息子が初めての子供を連れて日本へ行くので、私は孫の世話係兼実家の接客係という役割です。私の母にとっては外国からの曾孫ですので、言葉の壁もあり、より緊張を強いられます。私の労働力に全面的に期待を寄せるわけです。布団を干すにしても母の腕力では押入れから出すこと自体、たいへんな努力を要します。まして、それを2階のベランダに並べるのは不可能というより他ありません。 さて、パリから羽田行きの直行便に乗りました。機内は空いており、機体も新しいので、とてもゆったりした空の旅です。 「11時間の長旅をいかに快適に過ごすか?」がいつもテーマになり、重いのを覚悟でノート型コンピュータをバッグに入れて出かけました。家から本を持ってくるのを忘れたので、出発ロビー売店で本を1冊購入。ピエール・ルメートル(Pierre...
-
ベリー地方で赤木画伯展覧会
3月13日から31日まで日本が誇る洋画家赤木さんの展覧会が開かれています。赤木さんはパリの街を描いて60年、どうしてベリー地方で展覧会?と疑問を抱きつつ、片道278キロある「サンタマン・モンロン」という町まで行ってきました。ここは知る人ぞ知る「金細工」の町で、展覧会場は15年前に完成したピラミッド型の Cité de l'Or (黄金都市)と名付けられた場所でした。田舎に忽然と現れた超モダンなピラミッド内には、金細工に関する常設美術館があり、コンサート・ホールと企画展用の素晴らしい空間がありました。こんな田舎にこんな場所がという驚きの世界があったのです。ユネスコ世界遺産に指定されているブルジュの町の近くで、ジョルジュ・サンドのノアン館も遠くありません。ベリー地方へお出かけの際は、このサンタマン・モンロンまで足を延ばされてはいかがですか? Kojiro...
-
マレ地区のアート・フェア Drawing now 2015
3月25日から29日までパリ3区のカロー・デュ・タンプル(Carreau du Temple)で開かれているアート・フェアに行ってきました。今年で9回目となるこのイベントには、フランスを中心に73軒のヨーロッパや日本の画廊が参加、広く心地よいスペースに各画廊が並び、セレクトした作品を展示しています。また、企画展コーナーもあり、今年のテーマは「Le dessin engagé」(社会派デッサン)、興味深い作品が並んでいました。 このイベント会場は嘗てのマルシェ・デュ・タンプルで、衣料品や革製品、絨毯などを売る店が集まり、20世紀中頃までは隆盛を誇っていた場所です。その後、客足が減り、一時はパーキングに建て替えられそうになりますが、この建物を惜しむ署名運動が功を奏し、1982年には歴史建造物に指定されました。そして、長い修復工事の後、鉄骨とガラス屋根のマルシェがイベント会場に蘇ったのです。それは去年2月のことでした。 Tomi...
-
赤木曠児郎画伯の作品展
大好きな赤木さんは在仏52年の洋画家です。今年も赤木さんの作品展がたくさん開かれますが、パリ日本文化会館 (Maison de la culture du Japon à Paris)で今月25日まで開かれているNAC展(日本人会アーティスト合同展)にも出品なさっています。他に40人以上の日本人アーティストの作品が展示されており、日本人アーティスト健在なりをあらためて印象づけられました。 明日から3日間トゥールで行われるイベント(Japan Tours Festival)でも赤木さんの作品がたくさん展示されます。このイベントは「ジャパン・エキスポ」のようなマンガを中心とした日本文化祭ですが、赤木さんはこのイベントのメイン・ゲストなのです。マンガ・ファンの若者と赤木画伯の出会いが楽しみですね。 Japan...
-
胡麻クッキー
何かお菓子がほしいなぁと思って有り合わせの材料で胡麻クッキーを作りました。これが思ったよりもうまく出来たので大満足。お菓子は料理と違って、 味見しつつ作るのが無理なので、一発勝負という面があります。出来上がったら、思った通りでなくてがっかりという経験を私は結構積んでいます。さて、今回 は今年一番の出来なので、レシピを残したくなりました。 クリーム状のバターに砂糖を混ぜ、そこへ胡麻と小麦粉と塩をひとつまみ加え ます。そして最後に固く泡立てた卵白を加え、全体が均等に混ざれば準備完了。このたねは柔らか過ぎるので、ラップに包んで形を整え、冷蔵庫で1時間程休ま...
-
ポピュリズムに傾くヨーロッパ Populisme en Europe
昨日はヨーロッパにとって重要な選挙が2つありました。オーストリア大統領選挙とイタリアの憲法改正の是非を問う国民投票です。前者は予想を破り、右翼の大統領は誕生しませんでしたが、途中から現イタリア首相マテオ・レンツィ( Matteo Renzi )の信任投票の色合いを強めていた後者は結果が 「ノー」と出て、首相が退陣することになってしまいました。意欲的に政治改革を進めていたレンツィを国民が認めず、ポピュリスト「5つ星運動( Movimento 5 Stelle )」の躍進は欧州連合(EU)団結に陰を落とすものです。オーストリアではEU離脱派ノルベルト・ホーファー(...
-
もうすぐ消えるポリ袋 Interdiction des sacs plastiques
2017年1月1日からプラスティックの袋が消えます。つまり明日からです。今年の7月からすでにレジでは配られなくなっていた袋ですが、スーパーや市場で野菜や果物を入れる「あの薄い」袋も禁止になります。唯一植物性の袋のみが使うことを認められます。かなり前から自然食品店では紙袋が使われていますが、これがすべての店で適用されることになるわけです。 私の幼い頃は、乾物屋さんやお肉屋さんが竹の皮や新聞紙に品物を包んでくれました。それがいつの頃からかポリ袋にとって代わられ、清潔で便利で近代化の象徴のようなこの袋が急激に増えていったのです。そして今では増え過ぎたポリ袋の処理に頭を抱える事態に陥ってしまいました。なぜならポリ袋は自然分解しません。土には戻らないのです。自然界に捨てられたポリ袋やペットボトルが地球に溢れ、深刻な公害をもたらしています。2020年からは使い捨てのプラスチック容器も禁止になります。...
-
雨のパリ Paris sous la pluie
La Conciergerie et le Pont au Change 今日も朝から雨が降っています。去年の12月からほとんど青空が仰げません。大気汚染の所為ではなく天候不良のためです。年が明けても空模様は相変わらずで、メテオ・フランス(仏気象庁 Météo France )によると、1月23日の時点で、1月にパリに雨が降った日は14日、晴天日は1日だけという結果が出ました。これまでのところ、日照時間は31,9時間、1月の平均日照時間62,5時間に及ぶとは思えません。逆に雨量はすでに95,4mmに達し、平均51,0mmをゆうに超えました。...
-
書家・中嶋宏行個展 Calligraphe Nakajima à Paris
Exposition Hiroyuki Nakajima "Be Here Now" 書家の中嶋宏行氏の個展が今日から始まりました。パリの北マレー地区にあるピエール・イヴ・カエール画廊(Pierre-Yves Caër Gallery)で2月24日まで開かれています。この画廊は2017年10月にオープンしたばかりで、日本の現代美術を専門としています。 中嶋氏は画廊にとって3人目のアーティスト、これまで日本とイタリアを中心に活動し、ドイツ、フランス、フィンランド、アメリカでも個展やパフォーマンスを行っている方です。2006年にはアヴィニョンのフェスティヴァルにも参加、パフォーマンス「LUNE/月」を発表なさいました。...
-
雪のパリ Paris sous la neige
Avenue des Gobelins 昨日の朝からチラホラと舞っていた雪が夕方から積もり始め、今朝起きたら12センチも積もっていました。こんなに積もるのは5年ぶりで、その時は愛犬の朝の散歩に外へ出たのは良いのですが、真っ白な雪に覆われた歩道を汚すような気がして、足を踏み出すのが躊躇われたものでした。 今日はもう9時を過ぎていたので、多くの人が道を行き交い、車も普通に走っておりました。でも雪に慣れていないパリとその近郊の交通はかなり混乱しているようで、昨日の午後から主要道路はトラックを締め出し、エッフェル塔も昨日から閉鎖したままです。本日の最高気温は1度の予定で、夜間はマイナス4度との予報が出ています。...
-
この世界の片隅に Dans un recoin de ce monde
Dans un recoin de ce monde chez Gilbert Joseph フランスでのマンガの出版は年々増しているようです。「マンガ」という言葉はすでに「日本の漫画」として定着し、書店に行くと「ショウジョ」「ショウネン」というカテゴリーに分けられ、マンガが並んでいます。 こうの史代原作の漫画「この世界の片隅に」は、2008年に日本で単行本として発行され、現在まで115万部を突破したヒット作品です。2011年に実写版でドラマ化され、2016年には劇場アニメ版が公開されました。昔は小説が人気を呼ぶと映画化されたりマンガ化されたりしたものですが、今はその逆パターンが多く「ノベライズ版」小説が世に溢れています。...
-
パウンドケーキの決定版 Cake à l’huile d'olive et au citron chez Ginkgo
Cake à l'huile d'olive et au citron 今まで食べたパ ウ ンドケ ー キの中で最高に感激したのがこれです。 去年の12月に 開 店したイチョ ウ を意味するお 菓 子屋さん「ジンコ Ginkgo 」はブリュ ッセルのサン・ ジル地区にあります。この地区はヨ ー ロッパの主要 駅 への列 車発 着ミディ 駅 にほど近い住宅街です。 Alexandre Kasiers / Artisan pâtissier オ ー ナ ー シェフのオリヴィエ ・ カジエール( Olivier...
-
タイのストリート・フードとマッサージ Khao Man Gai (วิธีทำข้าวมันไก่)
Khao Man Gai in Market Klongsan Plaza 最近、タイによく行きます。ツーリストで賑わう海鮮料理店のご予算はひとり600〜800バーツ(約2700円)ですが、庶民的な市場食堂の定番「カオ・マン・ガイ」はたったの40バーツ(約135円)。ニンニク・ライスに柔らかい鶏肉を乗せてキューリを添えただけのシンプルな一品なのですが、これが堪りません。病み付きになる美味しさです。一緒に供されるブイヨンも然り、ストリート・フードの真骨頂です。 Restaurant in Market...
-
くるみ入りブラウニーを作ろう! Brownies aux noix
Brownies aux noix チョコレートが大好きな孫娘とブラウニーを作ってみました。いろいろなレシピを試して辿り着いたのは次のレシピです。 四角のケーキ型にベーキングシートを敷き、予め溶かしたバターとチョコレートにすべての材料を混ぜます。卵を泡立てる必要はありませんが、小麦粉はバーキングパウダーと一緒にふるっておき、クルミは刻んでおいて下さい。こうして出来上がった生地を型に入れ、表面を平らにして、165度に 温めたオーブンで35分〜40分焼きます。 3歳半になる孫は小麦粉をふるったり、卵を割ってご満悦。ボウルにこびり付いた生地を指ですくって舐める時の幸せそうな顔を見ると、また一緒にお菓子を作りたいと思うのです...
-
今夜から仏国鉄ストに突入 Grève de SNCF
Calendrier des jours de grève 今夜19時からフランス国鉄はストに入ります。ストライキには慣れているはずのフランスですが、今回のストにはみんなが驚いています。それというのもストライキ日程が3ヶ月に渡っているからです。1週間に3日、それが6月28日まで続く予定です。どうしてこのような変則的なストを?と不思議に思いますが、組合によれば、続けて仕事を放棄する代わりにそれぞれが週に2日だけ休むという形を取り、給料の減額を最小限に留める為だそうです。国鉄首脳部は断続的なストとは見なさず、ひとつの連続したストと捉えて通常の週休を計算に入れないと言っているので、どういう結果になるのか判りませんが。...
-
鈴木清順とパリの映画館 Rétrospective Seijun Suzuki
Rétrospective Seijun Suzuki 今カルチェラタンの小さな映画館にいます。昔見損ねた「肉体の門」が上映されると知ってやってきました。観客は老若男女取り混ぜ約30人ほど。気の所為かインテリ風が目立ちます。宣伝なしの1964年制作の映画を見に来るのは余程の清順ファンか日本オタクなのでは思ってしまいます。それにしてもこの映画が封切られて話題になったことを覚えている私は何なんだ?と改めて自分の歳を意識しました。 パリの5区には独立系の小さな映画館がたくさんあり、古い映画を掘り出しては企画上映しています。鈴木清順の6本の映画は3月28日から4月10日まで繰り返し上映されていますので、この機会にどうぞ。そのうちの1967年制作「殺しの烙印」はエロと暴力が売りだった映画で、かなりの画面が黒く塗りつぶされての公開だったそうです。その後、...
-
パンダン・ケーキって何? Pandan cake
Pandan cake シンガポール旅行から帰ってきた娘が「緑色のパンダン・ケーキ」の話をしてくれたので、俄然興味が湧き、早速作ってみました。シンガポールでは非常にポピュラーなケーキだそうで、きれいな緑色はパンダナスpandanusという植物の葉のエキスです。そう言えば、東南アジアではよく緑色のお菓子を見かけますね。それがこの植物のおかげとは知りませんでした。2017年には CNN がこのケーキをマレーシアとシンガポールの国民的ケーキと紹介、同じ年の雑誌「エル」でもイギリスの有名シェフ、ナイジェラ・ローソン...
-
フランスの古電球回収キャンペーン Récylum
Campagne de Récylum 先日近所のスーパーへ壊れた電球を捨てる為に寄ったら、今まであった回収ボックスが消えていました。環境を汚染する可能性のある電球や電池等は販売者に回収する義務が課されています。それなのに「もう置いていない」と店員さんに言われ、仕方なく3軒目でやっとボックスを見つけました。 電球を捨てるのは結構面倒とぼやいていたら、今日某スーパーの前で古電球回収キャンペーンに出会いました。緑の立て看板の周りでふたりの若者がエコバッグを通行人に配っているではありませんか。このバッグに廃品電球を入れておき、忘れずに回収ボックスに入れましょうというわけです。なるほど、生成りコットンに「バックマン」がプリントしてある可愛いデザインで、皆が立ち止まってこれを受け取っているのでした...
-
米軍が仏英と共にシリア首都を爆撃 Frappes en Syrie
Frappes en Syrie, © HASAN AMMAR /AP 最近、歳の所為か朝早く目が覚めます。そういう時は iPad でニュースを少し読んで寝直すのですが、今日は「爆撃のニュース」ですっかり目が覚めてしまいました。先週末の東グータ地区 Oriental Ghouta 化学兵器使用疑惑から米軍のシリア攻撃の可能性が高まってはいたものの、2日前のマクロン大統領のインタヴューでは全くこの件について言及がなかった為、すぐの介入はないと思っていました。 ル・モンド紙によると、トランプ大統領が午後21時(仏時間午前3時)の記者会見でシリア爆撃を発表した同じ頃に、首都ダマスで爆撃音が聞こえたそうです。この爆撃は約1時間続き、その間にダマス...
-
お惣菜のケーキ Cake salé
cake salé フランスのホーム・パーティやピクニックでよく出会うのが「ケーク・サレ cake salé」、塩味のパウンドケーキです。野菜が余っていたり、冷蔵庫でハムやベーコンが眠っている時に作ります。基本材料は小麦粉と卵とオリーブ油、そこにハムやチーズ、オリーブの実を混ぜるのがクラシック・スタイルです。今回は、黄色と緑のパプリカが台所に転がっていたので、それにマッシュルーム、ベーコン、ニンジン、タマネギ、グリュイエール・チーズを混ぜて焼きました。 最近、指の変形性関節炎がひどくなり、医者に行ったら「チーズを食べるのは止めること!」と言われました。以前から注意はされていたのですが、これがなかなか守れないのです。美味しいケーキにはグリュイエールが欠かせません。しかし、還暦を過ぎると体のあちらこちらに不具合が出てくるのも厳然たる事実。食欲を優先するか健康生活を優先するかの選択は難しいところです。...