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美味しいお肉の店レ・プロヴァンス Boucherie « Les Provinces »
パリ12区にあるアリーグル市場(Marché d’Aligre)は月曜日以外毎日営業している朝市です。嘗て、パリに中央卸売市場(Les Halles)があった頃は、パリの「第2のお腹」と呼ばれたほど、生鮮食品を中心にした大きな市場です。週末は「蚤の市」まで加わり、たいへん活気があり、多くの買い物客で賑わいます。 その中心、アリーグル通り12番地にある肉屋は「レ・プロヴァンス Les Provinces」。その店内の半分のスペースにはテーブルと椅子が置かれていて、ほどよく熟成したお肉を食べることができます。つまり肉屋さんがレストランも兼ねているのです。ここへ昼食に入りました。牛肉の各部位によって、値段が異なりますが、私は「ハラミ...
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パリで見つけた鉄腕アトム Astro, le petit robot
パリの壁には「グラフィティ」がたくさん描かれています。パリ空港に着いてパリ行きの電車に乗ると、窓から見える建物や壁は「いたずら書き」でいっぱいです。アートとは程遠く「公共物毀損」で逮捕されても文句は言えない代物で、ペンキがもったいないなと思ってしまいます。壁や橋によじ登らないと描けないような場所にも独特の文字が踊っています。危険を犯してまで、どうして壁を汚すのか不思議ですが、中にはストリート・アートと呼ばれ、美術館に展示されるグラフィティもたくさんあるのです。最近では、パリ市が芸術橋(Pont des...
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パリに海辺出現! Paris Plage 2015
今年もセーヌ河畔に海辺「パリ・プラージュ(Paris Plage)ができました。ポン・ヌフ(Pont Neuf)から ポン・ド・シュリー(Pont de Sully)までの右岸側です。他にも2箇所(市庁舎前広場とヴィレット池)にできます。去年はこの為に5000トンの砂、50本の椰子の木、80本の植木が運ばれました。フランス人は皆ヴァカンスに出かけると思われがちですが、夏休みを取れない人、取れても諸事情で出かけることができない人がパリにはたくさんいます。その残り組の為に2002年に始まったのがこのイベントです。期間は約1ヶ月で、今年は7月20日から8月16日まで。年を追うごとに充実し、観光客も訪れ、たいへん賑わいます。...
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クリスチャン・トルチュのフラワー・イベント Summer Flowers par Christian Tortu
パリ10区パラディ通りにある「ル・ピュルガトワール Le Purgatoire」で昨日から3日間「サマー・フラワー Summer Flowers」と題したイベントが催されています。パラディ通りは嘗て食器関係の店がたくさん集まっていた地区で、その中心はクリスタルの「バカラ Baccarat」でした。今では古い店が消え、新しい街に変わりつつあります。このエスパス・ギャラリー「ピュルガトワール」がある場所には、19世紀の陶器製造所があったそうです。 毎年、夏至にパリ市内で音楽祭(Fête de la Musique)が開かれます。プロ・アマ問わず、誰でも自由にコンサートができる日です。いまではこの音楽の日がヨーロッパじゅうに広がっていますが、ピュルガトワールでは、生花と音楽を同時に楽しめる趣向です。フラワー・アーティストとして有名なクリスチャン・トルチュ(Christian...
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お墓参りはハイキングのよう cimetière japonais
本日、母とお墓参りに出かけました。バスや電車を乗り継ぎ、片道2時間半かかってお墓に着きました。家族の墓は元々下関にあったのですが、骨壷を入れる場所が手狭になり、本籍地も首都圏に移したのを契機に新しい墓所を両親が購入したのです。2年前に父が他界し、祖父母と一緒にそこに入っています。いつ行っても墓地の巨大さには圧倒されます。1965年に静岡県に作られた公園墓地と呼ばれるここは、見渡す限り、緑の木々とお墓です。母は富士山がよく見えるのでここを選んだと言っていますが、私はまだきれいな富士山を見たことがありません。総面積は213万m2、気が遠くなるくらい広大な土地に同じお墓が並んでいます。区画数から考えると約7万家族がここに眠っていることになります。...
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フォンダシオン・ルイ・ヴィトン Fondation Louis Vuitton
2014年10月に開館したフォンダシオン・ルイ・ヴィトンに行ってきました。そうです、半年前に大統領を迎えて落成式が行われた話題のアートの殿堂です。以前から行きたいと思っていたのですが、折角行くなら晴れた日にと思っているうちに遅くなってしまいました。 この美術館はブーローニュの森の北側に位置する公園「ジャルダン・ダクリマタシオン」(jardin d’Acclimatation)に隣接しています。建築はアメリカ人のフランク・ゲーリー(Frank Gehry)によるもので、木と鋼鉄の骨組みにガラスを張ったこの巨大な建物は風をいっぱいに受けて走る帆船を思わせます。上方にあるテラスからは緑豊かな森と公園、そして近代ビルが立ち並ぶデファンス地区を望むことができます。不思議な導線で各階、各展示室が繋がっている所為か、自分のいる場所がなかなか認識できません。...
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パリの街路樹のデータベース Arbres de Paris
パリの街路樹は1本残らず、登録され、データ化されています。「この木の名前は何かしら?」そんな疑問を持った時、パリ市のオープン・データにアクセスすると、地図が表れます。探している木のある地区、道と地図を拡大して、その「木」を見つけ、それをクリックすると情報が得られるという仕掛けです。 最近、散歩の度に気になっていたのが桐の花です。どこへ行っても薄紫のきれいな花が咲いているのです。桐の原産地は中国だそうですが、フランスには日本から1834年にやってきたようです。近所の大きな広場「イタリー広場」(Place...
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ブリュッセルは歩行者天国 La zone piétonne à Bruxelles
Boulevard Anspach in Brussel 毎月1回のブリュッセル行き。パリからは超特急列車タリス(Thalys)で僅か1時間22分、フランス語を話し、見かけもフランス人と変わらないブリュッセルの人たち。でも行く度に文化が違うなぁと感ぜずにはいられません。今回びっくりしたのは市内の中心地区がほとんど歩行者天国になっていたことです。ブリュッセルで最も有名なのは市庁舎や王の家があるグラン・プラース(Grand-Place)で、当然ながら車は通りませんが、主要な大通りまでが歩行者天国になっていたのには本当に驚きました。パリで言うならオペラ大通りにあたるアンスパック大通り(Boulevard...
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クリスマス・ケーキはヴェール・ヴェール Bûche de Noël Vert-Vert
フランスのクリスマスケーキと言えば、薪の形のビューシュです。1836年生まれのパティシエであるピエール・ラカム(Pierre Lacam)がこのケーキの考案者と言われています。確かに、彼が出版した19世紀のお菓子の本( Historique et géographique de la pâtisserie )には挿絵入りのレシピが載っています。この同じ本にヴェール・ヴェールという若草色のケーキのレシピも載っています。このお菓子の起源は書かれていませんが、ピスタッチオの入った美味しいケーキです。 今年のクリスマスは、ヴェール・ヴェールのビューシュにしてみました。伝統的なビューシュはビスキュイ生地にバタークリームを塗ったロール形ですが、バタークリームはコレステロール値が上がりそうで怖いので、ピスタッチオを入れたムスリーヌ・クリームにしました。このクリームにはほうれん草のピューレを少し混ぜて若草色にしています。ロールに巻いたビスキュイの中心には洋ナシを入れました。こうして出来上がったのがピスタッチオと洋ナシのビューシュです。 Bûche...
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簡単で楽しいお寿司 Sushi express
大した食材が手元にない時にはお寿司を作ります。ご飯と海苔、お酢があれば取り敢えずお寿司が作れます。フランスでは珍しく52%の魚が使われているカニカマ(Vico)が冷蔵庫にあったので、これを基本に卵焼きとアヴォカドを加えて巻き寿司にしてみました。薄く切ったアヴォガドを海苔上に広げたスシ飯の中央に置き、白ゴマを振って裏返し、カニカマにマヨネーズを垂らして巻きました。この若草色が気に入っています。 新鮮なマグロや鮭が手に入ったら、椿寿司もお勧めです。湿らせた布巾を手の平に広げ、そこへ薄く切ったマグロを...
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1947年発行フランスのパスポート Passeport publié en 1947
最近、亡き夫の遺品を整理していて、フランスの古いパスポートを見つけました。1947年に発行された義父のものでした。それを見て、子供達が笑っています。身体的特徴を記したページを読んで大笑いしているのです。覗いてみると、「身長」「目の色」以外にも「髪:ごま塩」「額:ふつう」「鼻:ふつう」「口:ふつう」「顎:丸い」「顔:楕円形」「肌色:ありきたり」と細々と書き込まれているではありませんか。写真が貼られていなければ、ほとんど参考にはなりそうにないデータの羅列です。しかもすべて手書き。風流というか何という...
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ブリュッセルの桜 Cerisiers de Bruxelles
週末をブリュッセルで過ごしてきました。恒例となった毎月1度の小旅行です。いつもベルギーの新幹線タリス(Thalys)を利用するので、もうすぐタリス・カードのグレードが1つ上がってグレーからベージュに変わるようです。ポイントが貯まると切符に変えられるのは航空会社のマイルと同じです。2009年のジョージ・クルーニー主演映画「In the air」は、マイルを貯めるのが趣味の主人公の話で、航空会社やホテルのポイント・カードが山ほど登場します。それまではポイント・カードに一切興味がなかった私ですが、その映画を見て以来、ポイント・カードを持つようになりました。そのうちの1枚がタリス・カードです。変更不可の格安切符でも、カードを持っていると、空席があり次第、別の列車に乗ることができるのも特典のひとつです。...
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アラゴー大通りのマロニエの木 Marronniers de Boulevard Arago
アラゴー大通りは、19世紀のオスマン知事によるパリ改造時に作られた通りです。長さは1355メートル、道幅は40メートルあり、交通量はいつも少なめです。その中程にはパリで唯一の刑務所「サンテ」もあります。この通りは散歩に快適で、特にこの時期はマロニエの花が咲いて気持ちがウキウキします。長い通りの両側にマロニエの木が2列ずつ植えられ、きれいな並木道となっているのです。パリ市広報課によると、市内には10万本の木が並木道を作っているそうです。また、ヴァンセンヌとブーローニュの森を含むパリには60本の「見事な木」(arbres...
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南仏風野菜のごった煮《ラタトゥイユ》 Ratatouille!
我が家で定期的によく作る野菜の煮物は「ラタトゥイユ」です。昔からフランス人に親しまれているこの家庭料理は作り置きができるので、暇な時に大量に作ることをお勧めします。ご飯にもパスタにも合うし、冷えたラタトゥイユをパンに載せて食べてもOKです。もちろん、肉や魚の付け合わせにもピッタリなのは言うまでもありません。2007年に公開され、人気を呼んだアニメ「レミーのおいしいレストラン」の主役もこの料理です。 さて、この料理の基本は、玉ねぎとニンニクをオリーヴ油で炒め、そこへ同量のズッキーニ、ナス、ピーマン、トマトとハーブ(ローズマリーやタイム)を入れ、くつくつ煮ます。野菜の切り方にもよりますが、私が気に入っているのは、棒状です。水を一切入れず、蓋をして、弱火で約30分煮ると出来上がりです。仕上げにバジリコを散らせば南仏の香りが広がります。 ingredient...
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パリの缶詰屋さん "la belle-iloise"
ブルターニュ地方の缶詰の老舗「ラ・ベル・イロワーズ」(La Belle-Iloise)の直営店をパリで見つけました。ブルターニュのキブロン(Quiberon)で大漁のイワシを缶詰にして創業した会社です。 パリ左岸オデオン地区にその店はあります。2013年9月に開店したそうなので、早1年半、この地区はおしゃれなファッションやお菓子のイメージが強いので、地方の缶詰屋さんのお店があると聞いて意外に思いました。冷凍食品の進出で、缶詰の存在が忘れられがちですが、缶詰ファンは今も多く、パリには缶詰専門店が結構あるのです。店の棚にはサーディーン、ツナ、サバ缶がギッシリ並んでいます。お土産用の詰め合わせも魅力的ですが、重いのがちょっと問題ですね。...
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古いリネン類の洗濯 Linge jaunit et taché
先日の古物市で購入した白い綿のテーブルクロスとナプキンを広げてみると、たくさんのシミがついていたので洗ってみました。長い間、タンスの奥に仕舞われていた為にできたと思われる黄色のシミです。シミ抜き方法をインターネットで調べてみると、「炭酸ナトリウム過酸化水素化物」(percarbonade de soude = 2Na2CO3·3H2O2)が効果的で、環境にも優しいと書かれています。早速、自然食品店へ行き、これを買い、洗濯機を回しました。雑貨屋(droguerie)さんでも売っているようです。 洗濯機のプログラムを「綿洗い/90度」にセットして待つこと2時間、結果は?「やった〜」と思わず声を出したくなるほど、きれいになっていました。シミが見事に消え、白い上質のテーブルクロスに蘇ったのです。これでアイロンをかければ新品同様になりそうで、洗濯をする楽しみが増えました。 Sodium...
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マダガスカル風トマト・サラダ Rougail Tomate Combava
チキン・カレーや魚カレーは夏にピッタリの料理です。これにトマト・サラダを加えると食欲が増します。但し、普通のサラダとは一味違うものを作ります。義理の姉は年金生活に入る前の40年近くをアフリカで過ごしました。ご主人の仕事の関係で旧仏領の国々で生活していたのです。料理好きの姉が教えてくれた料理にこの「トマト・サラダ」があります。私はサラダと呼びますが、本当は「ルガイ Rougail」というカレー料理等に欠かせない「付け合わせ」です。役割は「福神漬け」に似ています。元々はマダガスカルで生まれたと言われていますが、レユニオン料理として親しまれていて、姉がこれを覚えたのも「レユニオン...
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今も昔もお菓子は「マドレーヌ」 Madeleine
フランスでとても親しまれているお菓子のひとつにマドレーヌがあります。ロレーヌ地方の或るマドレーヌという名前の召使いが主人の為に最初に作ったと言われており、それは18世紀中頃のことです。貝殻の形をしたお菓子ですが、ホタテの貝殼はサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼者が持つシンボルで、マドレーヌという名前もマグダラのマリアやマドレーヌ寺院を連想させるので、なんとなく宗教的な意味があるのでは思っていました。もっとも巡礼者たちに配るためにこのお菓子を作っていた女性の名前がマドレーヌだったという説もあるようですが。...
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ぶどう収穫の開始 Vendange 2015
ぶどうの収穫が始まりました。ぶどうが熟すのを待って収穫するので、各地方、各地区で期間は異なります。今年は例外的な酷暑で水不足に悩まされた夏、水はけの良い土壌を好むぶどうの木もここまでの乾燥には困ったようです。幸いにも8月末にたくさん雨が降り、62県(本土内には全96県)にまで及んだ取水制限は解除されました。イベントには欠かせないフランス人が大好きなシャンパーニュにとって今年は当たり年になるのでしょうか。 1760年創業、5番目に古いシャンパーニュの老舗はシャンパーニュ・ドゥラモット(Champagne...
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うちの愛犬は箱が大好き! Mon chien adore la boîte
うちの愛犬ミミちゃんは箱が大好きです。先日、旅行準備でスーツケースを広げ、荷物を詰め始めたら、早速様子を見にやってきました。そして、荷物が入っているにもかかわらず、スーツケースに侵入、どうやって座ろうかとその中でゴソゴソ。結局、比較的平らな衣類の上に腰を下ろしました。 猫が箱や袋が好きなのは知っていましたが、ミミちゃんも狭い場所が殊の外お気に入り。それで、昨日インテリア店を覗いた際に丁度良い大きさの箱を見つけたので買ってきました。そして、その中に特製座布団を敷いてみたら、すぐにその中に入ってグーグー。うちのミミちゃんは鼾もかく人間のような犬なのです。...
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センダン科落葉樹「フラミンゴ」 Toona Sinensis "Flamingo"
パリ13区のサン・マルセル大通りには香椿(チャンチン)が並び、この季節に芽をふく新芽は食いしん坊の垂涎の的。その香椿に混ざって彩りを添えているのが「フラミンゴ」です。香椿と同じセンダン科の落葉樹で、3年前に植えられたフラミンゴの苗木がしっかり根付き、まるで花が咲いたようです。遠くから見ると桜の花が咲いているように見えなくもありません。 パリの街路路には通りごとに同じ木が並びますが、日本ではお馴染みのイチョウの木もこちらでは珍しい木。それが2012年〜2013年にかけ、イタリー大通りにお目見えしました。場所によっては数本並んで植えられているので、今秋あたり実が生るのではと楽しみにしています。但し、交通量の多い通りですので、排気ガス汚染が心配ですね。...
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ヨーロッパ議会選挙 Election européenne 2019
*現時点(5月27日午前10時)での予想議席数 39:急進左派 150:社会民主 77:エコロジー 108:中道・リベラル 177:保守派 58:ナショナリスト・ 114:極右 28:その他 先週、ヨーロッパ議会選挙があり、新しい議会の構成予想が出ました。未だEU(欧州連合)離脱を模索中のイギリスはハード・ブレグジットのファラージの党が31%の支持を受け、イタリアとフランスは極右が第1党となり、ハンガリーに至ってはナショナリストが56%もの票を獲得しました。 *フランスの議席獲得数(内務省発表)...
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ショコラ・ムニエで作るガトー・オ・ショコラ Gâteau au chocolat Menier
時々、ガトー・オ・ショコラを作ります。材料は砂糖100g、小麦粉60g、バター120グラム、卵4個、そして200グラムのムニエの板チョコです。ムニエはフランスで最初に板チョコを作った会社で、それは1856年のことでした。以来、フランスでチョコレートと言えば「ムニエ」というくらい親しまれていました。しかし、第二次大戦後、アメリカからチョコレートバーなど新しいタイプのチョコレートが入るようになると、次第に会社が傾き、いくつかの企業の手に渡り、1988年にはネスレに吸収されてしまいました。今では、製菓材料の板チョコとして、辛うじてその名を留めています。...
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パリに移転した手打ちうどんの店 Restaurant UDON à Paris
東京・赤羽橋からパリに移転した「うどん屋」さんはミシュランガイド東京版でも紹介されていた評判の店「喜心 Kisin」。東京のお店をたたみ、パリのシャンゼリゼ地区(7-9 rue de Pontieu)に新しいお店を開いたのは4月9日のことです。 讃岐うどんに行列ができるほど、パリに浸透してきた「おうどん」。昔は日本人しか入らなかった「うどん屋」さんですが、最近は若いフランス人でいっぱいです。日本特有の出汁の味が分かる人が増えてきたのでしょうか。この「喜心」は九州産の小麦粉と日本の水に限りなく近い軟水でうどんを打ちます。そして、出汁は北海道産昆布と築地和田久のスペイン工場直送鰹節で作るという凝りようです。...
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北朝鮮にヨーロッパ観光客? Corée du Nord dans L'effet Papillon
フランスでは極東情勢はあまりニュースで流れませんが、今週は立て続けに北朝鮮が話題に上っています。週刊誌「ロプス L’Obs」の表紙は金正恩第一書記で、見出しは「地球を震撼とさせる男 L’homme qui fait trembler la planète」。また、カナル・プリュス局 Canal+」では本日、北朝鮮のルポが放送されます。15時10分からの「L'effet Papillon バタフライ効果」という40分の文化情報番組枠です。この番組は2006年から放送され、世界各地での話題を扱いますが、取材を極度に制限している北朝鮮の映像をどのように撮ったのかが気になるところです。...