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  • ブリュッセルの蚤の市 Marché aux Puces de Bruxelles

    22 January 2018 ( #Trip )

    Place du Jeu de Balle 23, 1000 Bruxelles 雨が降ろうが槍が降ろうが、 毎日6時〜14時(週末は15時)まで開かれているのがこの蚤の市。どこの市よりも安く、掘り出し物に会えます。きれいに台に並べられている品々はもちろんのこと、ダンボール箱に転がっている品々も捨てたものではありません。 Tea cups "Winterling Bavaria" 1ヶ月前に行った時にドイツ・バヴァリア地方のティーカップを6客購入、今回はそれに合いそうなティーポットと菓子皿を買いました。どれも50年代から70年代にドイツのどこの家庭にもあった陶器です。白地に金の縁取りのシンプルなデザインが気に入っています。今は亡くなった義理のおばあさんも使っていました。それから他に銀メッキの優雅な器も買いました。一部メッキが剥げていますが、10ユーロですから文句は言えません。傘をさしての買い物で、吟味する余裕もなく衝動買い、ここに極まりという感じですけど、かなり満足しています。...

  • いつまで続く?交通スト La grève continue

    03 January 2020 ( #News )

    © François Mori / AP 12月5日に始まった交通ストライキは今日で連続30日となりました。フランス始まって以来の長いストです。この期間に仏国鉄が払い戻した切符は140万枚に上り、減収は計り知れません。一方、パリの地下鉄やバスは僅かながら運行されている為か、利用者に多大な不便をかけているにもかかわらず、払い戻し等の話は今のところ、聞こえてきません。年末年始の休暇で、政府と組合の話し合いは滞ったまま。この調子で行くと、次のデモ行進が予定されている9日までは解決の糸口が見えません。1月いっぱいは、混乱が続くだろうとの悲観的な見方もあります。...

  • セゴレーヌ・ロワイヤル失脚? Ségolène Royal limogée

    16 January 2020 ( #News )

    © ERIC PIERMONT / AFP 官僚出身のセゴレーヌ・ロワイヤルは環境相、教育相、家庭担当相などを歴任した社会党の政治家です。2007年にはフランス大統領選挙に出馬し、初の女性大統領誕生かと注目を浴びましたが、決選投票でサルコジに負けました。そのセゴレーヌが久し振りに毎日ニュースを賑あわせています。 2017年に現政府から「南極・北極」担当大使に任命され、地球環境問題に取り組んでいました。これは名誉職で、環境省と外務省から年間10万ユーロの活動費と3人のアシスタント(外務省職員)が彼女のために働いています。...

  • デルフトの1日  Une journée à Delft

    08 November 2016 ( #Trip )

    デルフトと言えば、17世紀のオランダを代表する画家フェルメール(Johannes Vermeer)と陶器が頭に浮かびます。34点の油絵しか残っていないとされるフェルメールは生涯のほとんどをデルフトで過ごしました。静けさに満ち、凛とした空気を感じさせる彼の絵はこの町以外では生まれなかったような気がします。 数年前に旅行中に立ち寄ったデルフトが忘れられず、今回は1泊付きで出かけました。ロッテルダムから普通電車で約15分、斬新なデザインのデルフト駅から町の中心へは徒歩で10分もかかりません。ホテルに荷物を置き、まずは腹ごしらえ。とは言うものの、日曜日の為に開いている店は少なく、最初に目に付いた店でコロッケとサラダを注文しました。なかなかの人気店で、給仕のお兄さんも感じがよく、大満足。そして旅の最大目的である「デルフトのタイル」探しを始めました。...

  • ブリュッセルのプチ・シュー Chouconut de Bruxelles

    23 January 2018 ( #Trip )

    シューコナット Chouconut はブリュッセルのサン・ジル広場にほど近い大通りにあります。高級菓子店ヴィタメールやマルコリーニが軒を並べるグラン・サブロンと異なり庶民的で下町の雰囲気を残すこの地区には新しい店が続々誕生しています。その中で目立つのは「ビオ」と呼ばれる自然食品やフェア・トレード製品を扱う店、エコロジーが共存している街とも言えます。 Avenue Jean Volders 46, 1060 Saint-Gilles, Belgium 3年前に開店したお菓子屋さん「シューコナット」のスペシャリティは「シュークリーム」「クッキー」「ドーナッツ」、それを合わせてこの名前ができたそうです。...

  • ジェフ・クーンズの贈り物 Don de Jeff Koons

    24 January 2018 ( #News )

    ジェフ・クーンズはアメリカ人の造形作家。世界で最も影響力のある100人の現代アーティスト・リストに常にランキングされています。2008年には「バルーン・フラワー」が存命のアーティスト作品としての最高値を付けました。最新のレクサスのCMにも彼の作品「バルーン・ドッグ」が登場します。 Une simulation "Bouquet of Tulips" / Jeff Koons / NOIRMONTARTPRODUCTION そんなクーンズの新しいオブジェがパリ市に寄贈されることが発表されたのは去年11月のことです。2015年秋に起こったテロ事件犠牲者の慰霊として駐仏アメリカ大使の発案でこのプロジェクトは生まれました。高さ12メートル、重さ33トンの銅とアルミの「チューリップの花束」がパリ市立近代美術館とパレ・ド・トーキョーの間の空間に置かれる予定になっています。...

  • フォーチュン・クッキー Fortune Cookie

    17 January 2018 ( #Food )

    フォーチュン・クッキーに初めて出会ったのは私がまだ若かった頃のことです。サン・フランシスコの中華街のレストランで食事の最後に供されたのがこのクッキーでした。料理の味は思い出せませんが、店の壁にかかっていた「川が流れる不思議な絵」とこのクッキーは今でもよく思い出します。玉子せんべいのようなクッキーは二つ折りになっていて、中に「おみくじ」が入っていました。 こんな楽しいクッキーなのにアメリカ以外の国では出会ったことがありません。そうなると自分で作るしかない訳で、友人が集まる時やお見舞い用に時々作っています。...

  • 非常に美味なマグロの缶詰 Filets de Thon blanc Germon

    04 April 2016 ( #Food )

    今日、お土産にいただいた缶詰のマグロをカナペにして食べました。なかなか手に入り難い貴重な「マグロの腹身」をオリーヴ油に浸け、繊細な味に仕上げたものです。これはブルターニュのキブロンにある缶詰屋さん「ラ・ベル・イロワーズ la belle-iloise 」の数量制限付きの缶詰。リスボンの缶詰屋さん「コンセルヴェイラ・デ・リスボア Conserveira de Lisboa 」 の「マグロの腹身」もそれは素晴らしい味ですが、やはり手に入れるのが難しい缶詰なのは変わりません。パリには「ラ・ベル・イロワーズ」のお店があるので、近いうちに寄ってみようかと思います。 open-sandwicn...

  • おばあちゃんと一緒! 12301 jours avec ma mamie

    19 March 2019 ( #Life )

    12301 ours avec ma mamie / © Eglantine Chesneau エグランティーヌ・シェノー(Eglantine Chesneau)は元気で可愛い女の子。好奇心いっぱいの彼女は先日パリで行われた市民マラソンにも参加しました。彼女の職業はイラストレーター、機知に富んだ楽しいイラストで活躍しています。 そのエグランティーヌが新しい本を出しました。題して「おばあちゃんと一緒の12301日 *12301 jours avec ma mamie 」。大好きだった祖母が亡くなり...

  • キリストが白衣を! Christ en blouse blanche

    14 April 2020 ( #News )

    Cristo Redentor & Rio de Janeiro © Antonio Lacerda / EFE 復活祭の日曜夜に、リオデジャネイロのキリスト像が白衣を纏いライトアップされました。この像はコルコバードのキリスト像 Cristo Redentor と呼ばれ、街を見下ろす巨大な像です。1922年のブラジル独立100周年を記念して建設されました。このライトアップは、ブラジルのみならず、世界中で新型コロナウイルス危機と戦う医療従事者たちを励ます思いが込められています。 *上記のライトア...

  • 薬局でマスクが買える! La vente des masques autorisés

    26 April 2020 ( #News )

    La Fabrique de la Goute d'Or (18ème) © DR 3月3日から法令でマスクが買えなくなっていましたが、明日から又薬局でマスクを買えるようになります。但し、FFP2(N95タイプ)やサージカル・マスクは医療従事者優先なので、実際にはそれ以外のタイプのマスクの入荷があれば購入可能という意味です。様々なアトリエで布製マスクが急遽生産されているので、どんなマスクが売り出されるか楽しみですね。町によってはすでに住民への配布を始めています。政府は来週火曜日に隔離解除計画を発...

  • パブロ・レゾンのパリ地図 La carte de Paris par Pablo Raison

    02 May 2020 ( #Life )

    La carte de Paris réalisée par l'illustrateur Pablo Raison (France 3 Paris Ile de France) 昔の手描き地図は味があるものですが、現代にパリの手描き地図を作成したイラストレーターがいます。彼の名前はパブロ・レゾン、19歳の映像学校(Ecole Européenne Supérieure de l'image)の2年生です。学校はフランス南西部アングレームにありますが、隔離生活に入る直前にノルマンディーの両親宅に...

  • ウクライナ戦争反対集会 Rassemblement contre la guerre en Ukuraine

    24 February 2022 ( #News )

    左から、オリヴィエ・フォール、ラファエル・グリュックスマン、ヤニック・ジャド、クリスチャンヌ・トビラ 本日夕方、様々なアソシエーションの呼びかけで、ウクライナ戦争反対集会がレピュブリック広場で開かれました。大統領選挙が1ヶ月半後に迫るフランスでは、候補者が各地を駆け回っている毎日ですが、今朝のロシアによるウクライナ侵攻を受け、選挙運動を一時停止、右派も左派もロシア非難を発表しました。そして、広場に集まったエコロジストや社会党系の政治家は欧州連合とウクライナの国旗を掲げました。しかし、数ヶ月前から...

  • 年金手続きは如何に

    18 February 2015 ( #Life )

    2014年12月末でサラリーマン生活を辞めることに決めたのは昨夏のこと。 すぐに年金事務所に連絡をと考え、そのホームページにアクセスしたものの、手続きは4ヶ月前からしか受付けないとの説明。フランスは8月に仕事をする会社が稀なお国柄、役所だけが通常通り機能しているはずもないですね。 結 局、紆余曲折を経て、年金事務所担当官に書類を提出したのが10月27日。その担当官はテキパキとし感じも良かったので、遠くの事務所まで出かけた甲斐が あったと喜び「不足書類があれば、すぐに連絡します」と言われ、その後、何も連絡もなかった為、すべて予定通りかと安心していました。...

  • 年金の話の続き

    18 February 2015 ( #Life )

    社会保険から支払われる基礎年金(assurance retraite)の手続きはこれで良いはずなのですが、補助年金(retraite complémentaire)と呼ばれる別の年金があり、この手続きの為の書類は先方から郵送されるからそれを待つように言われていました。ところがこ れがいくら待っても来ないのです。それで例のテキパキ親切担当官に相談電話したところ「それはおかしい。すぐに担当事務所へ連絡した方がいい」と言われ、 連絡したら「10月30日に発送しました」との返事。「そうは言われても私は何も受け取っていないし。もう3ヶ月も経ちますよね」と言ったら、数日前に...

  • 週末旅行

    18 February 2015 ( #Trip )

    一ヶ月半前に購入しておいたTHALYS(フランス・ベルギー・ドイツ・オランダを結ぶ超特急列車)の切符でブリュッセルへ行ってきました。片道19ユー ロの格安切符、駅での当日券が99ユーロすることを考えると破格料金だということが判ります。フランス国鉄は3ヶ月前からインターネットで格安切符を売り 出します。これは全路線に適用されます。私は孫がブリュッセルにいるので、子守りを兼ねて毎月1回タリスの切符を購入します。この切符は席が売れて行く程 に値段も上がっていくので、解禁時間零時にアクセスすれば、最も安い切符が手に入るという次第です。とは言え、これがすぐ忘れるのですね。通常22ユーロ...

  • パリの駐車代

    18 February 2015 ( #News )

    昨日、役所から手紙が来たので、良い知らせかしらと開封したら、嬉し くない内容でした。今年から駐車用の居住者カード(Carte Résident)が有料となるので、すぐに手続きをするようにという通知です。これまではカードが無料で発行され、指定区域内の路上駐車代は1週間 3,25ユーロでした。ところが今年からはカード代を年間45ユーロ支払い、さらに毎週9ユーロの駐車代を払うことになったのです。実質3倍の値上がりで す。居住者カードのない一般車はパリの中心部(1区〜11区)では1時間につき3,60ユーロから4ユーロに、その他の地区(12区〜20区)では2倍の...

  • 補助年金手続きがもうすぐ完了

    18 February 2015 ( #Life )

    一概に手続きは面倒なものと決まっていますが、年金手続きも然り、忍耐と根気が必要です。 昨年10月末から始めた年金手続き の終わりが漸く見えてきました。本日、補助年金事務所(CICAS)へ行き、必要書類を提出してきたからです。2月9日に社会保険(CNAV)からの基礎 年金の1回目が支払われ、今から6週間後には補助年金が支払われることになります。ということは4月初めですが、年金生活に入った1月に遡って支払われる とのことでした。ここに辿り着くまでに苦労しましたので、最後までスムーズに行くことを願わずにはいられません。支払い通知も同時期に郵送されるそうで...

  • ル・モンド紙の東電記事 Photos de TEPCO

    14 April 2015 ( #News )

    本日のル・モンド紙に東電が昨日公開した福島第一原発1号機の原子炉格納容器内の写真が載っています。これは遠隔操作ロボットで撮影した初めての写真ということで大きな扱いです。しかし、日本では小さな扱いで、フランスと日本の温度差を感ぜずにはいられません。原発事故処理に苦慮する状況から『福島原発報道は控えたい』という日本メディアの意識の表れなのでしょうか。写真が語ることは見る人の立場で違ってきます。災害に遭われた方、復興に力を注ぐ方、科学者、エコロジスト、そして地球の裏側でこの写真を見るフランス人は何を思うのか、、、考えさせられる写真でした。...

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