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大気汚染とブロッコリ Pousses de brocoli contre la pollution

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大気汚染とブロッコリ Pousses de brocoli contre la pollution

今週はここ10年来で最も大気汚染度が高く、パリでは毎日のように大気汚染警報が出されました。車ナンバーが奇数か偶数かによって運転を見合わせ、その代わりに路上駐車や公共のトランスポートが無料になりました。すぐに絶大な効果を生むわけではありませんが、少しでも各自が努力しない限り、汚染は進む一方です。これを受け、今朝の閣議で新しい対策が出されました。ディーゼル車から電気自動車に買い換える場合、あるいは電気自転車購入に際して国が援助を出す云々。しかし、かなり前からディーゼル車公害が問題になっているにもかかわらず、改革は遅々として進まないのがフランスの現実です。...

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サロン・デ・ボザール2016 Salon National des Beaux Arts

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サロン・デ・ボザール2016 Salon National des Beaux Arts

国民美術協会(Société Nationale des Beaux-Arts)はフランスを代表する美術団体のひとつ。1862年に設立され、当時の理事長はテオドール・ゴティエ、理事にはドラクロワやピュヴィス・ド・シャヴァンヌらが名を連ねました。1890年以降、毎年公募展を主宰しており、1903年からのサロン・ドトンヌ(Salon d’Automne)は、この協会から分かれてできたサロンです。展覧会サロン・デ・ボザールが今日からカルーゼル・デュ・ルーヴル(Carrousel du Louvre)で始まりました。...

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ポピュリズムに傾くヨーロッパ Populisme en Europe

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ポピュリズムに傾くヨーロッパ Populisme en Europe

昨日はヨーロッパにとって重要な選挙が2つありました。オーストリア大統領選挙とイタリアの憲法改正の是非を問う国民投票です。前者は予想を破り、右翼の大統領は誕生しませんでしたが、途中から現イタリア首相マテオ・レンツィ( Matteo Renzi )の信任投票の色合いを強めていた後者は結果が 「ノー」と出て、首相が退陣することになってしまいました。意欲的に政治改革を進めていたレンツィを国民が認めず、ポピュリスト「5つ星運動( Movimento 5 Stelle )」の躍進は欧州連合(EU)団結に陰を落とすものです。オーストリアではEU離脱派ノルベルト・ホーファー(...

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エッグタルトならサン・マルタン運河地区へ   DonAntonia au Canal Saint Martin

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エッグタルトならサン・マルタン運河地区へ   DonAntonia au Canal Saint Martin

最近、テロの脅威からパリを避けてポルトガルへ行く観光客が増えたそうです。次期国連事務総長となるアントニオ・グテーレス(Antonio Guterres)はポルトガルの元首相。昨日公表されたサッカー・リークスでメディアを賑わすクリスティアーノ・ロナウド( Cristiano Ronaldo ) もポルトガル人。今やポルトガルは否応なしにトレンドとなりました。ちなみに同胞のジョゼ・モウリーニョ監督( Jos é Moorinho )もロナウドと並んで脱税を指摘されています。 さて、話題のポルトガルに因んでというわけではありませんが、晴天なのでサン・マルタン運河地区まで足を伸ばしました。ポルトガルの「エッグタルト...

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ブリュッセルの美味しい点心の店 Les meilleurs dim-sum de Bruxelles

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ブリュッセルの美味しい点心の店 Les meilleurs dim-sum de Bruxelles

xia long bao, shu mai, bbq pork bun, cantonese fried rice,,,chez Dam Sum パリと比べると小籠包3個が5,80ユーロは高めですが、味はしっかりとして上海に負けません。焼売も肉まんも美味、チャーハンも本物感があります。ここはブリュッセルのシャトラン地区(Châtelain)、パリのマレ地区を思わせるブティックとレストランがひしめく場所にこの中華店「ダム・スン Dam Sum」はあります。昼食時はいつも満席、ブリュッセルきっての人気店なのです。...

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排ガス対策のステッカー Les vignettes Crit’air

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排ガス対策のステッカー Les vignettes Crit’air

今日のパリは寒波で冷え込みましたが、晴天で青空が広がり、大気汚染警報が出ました。その原因のひとつが車の排気ガス。パリ市は公害対策として車の種類と製造年に応じてステッカー(vignette Crit’air)を発行します。このステッカーは汚染度によって6種類に色分けされています。例えば、電気自動車はグリーンで、古いディーゼル車はブラックという具合に。貼られたステッカーの種類によっては様々な制限が生まれるわけです。すでに7月から1997年1月以前製造の車の走行が制限されているパリですが、このステッカーを貼ることにより、厳しく取り締まりが行われるようになります、というか、なるかもしれません。来年1月15日までにステッカーをフロントガラスに貼っておかないと、68ユーロの罰金が科せられることになりますので要注意。...

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ブリュッセルで見かけたストリート・ミュージシャン Un musicien à Bruxelles

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ブリュッセルで見かけたストリート・ミュージシャン Un musicien à Bruxelles

恒例のクリスマス市が始まったブリュッセルは観光客と買い物客で大賑わい。テロの影響で客足が遠のくかもと考えるのは日本人だけかもしれません。1847年に建てられた老舗が軒を並べるショッピング・アーケード「ギャルリー・サン・チュベール Galeries royales Saint Hubert」もすっかりクリスマスの装い。ついつい店内に吸い込まれそうになります。店によっては「ブラック・フライデー」の表示が踊り、私たちを誘惑します。これは元々アメリカの感謝祭(Thanksgiving)の翌日に行われる「大バーゲンの日」を指すのですが、最近はヨーロッパでも便乗して行われるようになりました。この日に限って「全製品が40%引き」などと魅力いっぱいのショッピング日なのです。...

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デルフトの1日  Une journée à Delft

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デルフトの1日  Une journée à Delft

デルフトと言えば、17世紀のオランダを代表する画家フェルメール(Johannes Vermeer)と陶器が頭に浮かびます。34点の油絵しか残っていないとされるフェルメールは生涯のほとんどをデルフトで過ごしました。静けさに満ち、凛とした空気を感じさせる彼の絵はこの町以外では生まれなかったような気がします。 数年前に旅行中に立ち寄ったデルフトが忘れられず、今回は1泊付きで出かけました。ロッテルダムから普通電車で約15分、斬新なデザインのデルフト駅から町の中心へは徒歩で10分もかかりません。ホテルに荷物を置き、まずは腹ごしらえ。とは言うものの、日曜日の為に開いている店は少なく、最初に目に付いた店でコロッケとサラダを注文しました。なかなかの人気店で、給仕のお兄さんも感じがよく、大満足。そして旅の最大目的である「デルフトのタイル」探しを始めました。...

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オセールへの日帰りの旅 Une journée à Auxerre

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オセールへの日帰りの旅 Une journée à Auxerre

パリから南へ167キロ、ブルゴーニュ地方の北西部に位置するオセール(Auxerre)は中世、ルネッサンス期の街並みが残る静かな町です。市内にある歴史建造物は35にも上ります。その中心はサン・テティアンヌに捧げられた大聖堂、カテドラル・ドセール(Cath édrale d’Auxerre)。5世紀に建てられた小さな教会が4回の改築を経て、現在のゴシック様式になったのは16世紀のこと。神々しい光を生み出すステンドグラスに暫し現実を忘れます。 さて、何故ブルゴーニュまで足を伸ばしたかというと、その数日前、仏国鉄から送られきた旅情報に「木村シェフのインタヴュー記事」が載っていたからです。ミシュラン1星のレストラン「L’Asp...

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可愛いワンちゃんはイギリス生まれ Cavalier King Charles

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可愛いワンちゃんはイギリス生まれ Cavalier King Charles

愛犬のミミを連れて散歩がてら近所のガレージセールへ行き、同胞を見つけました。同じ白と茶色のキャバリア・キング・チャールズでしかも2匹一緒です。1匹は顔にシミがたくさんあり器量はイマイチですが、もう1匹は愛くるしい顔でしかも静かで控えめ、そこはかとなく気品が漂います。うちのミミは他の犬を見るとすぐに逃げ出すので、飼い主同士の情報交換はできないのが常ですが、あまりにその2匹が可愛いので、立ち話となりました。 そこで判ったのは、ブリーダー事情です。この可愛い犬たちはイギリスのブリーダーから払い下げられた犬だったのです。特に器量の良い方の犬ロジーちゃんは小さな小屋に5年間閉じ込められ、子犬を産み続けさせられる生活だったそうです。今の飼い主がロジーちゃんを引き取った時は痩せて毛の色が褪せ、耳の毛は剥げ落ちていました。そして小屋の隅で縮こまっていたのです。...

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