フランス人は悲観的? Gestion du coronavirus

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Des membres du gouvernement d’Edouard Philippe, à Matignon, le 30 avril© Philippe Lopez / AFP

Des membres du gouvernement d’Edouard Philippe, à Matignon, le 30 avril© Philippe Lopez / AFP

5月2日付けのル・モンド紙に、各国政府に対する国民の信頼度結果が掲載されました。新コロナウイルス汚染が主要問題になっている7ヶ国(フランス、ドイツ、イタリア、スェーデン、オーストリア、イギリス、ニュージーランド)で4月16〜24日に実施された世論調査をまとめたものです。それによると、政府の対策に国民が満足していない国の筆頭が62%のフランスです。それに45%でイタリア、スエーデンが続き、イギリスは39%、ドイツは26%です。また、各国首脳への満足度でもマクロン大統領が42%で最下位、最も国民の満足度が高いニュージーランドのアーダーン首相に不満を持つのは僅か7%、2位が11%でオーストリアのクルツ首相、3位は20%でドイツのメルケル首相と続きます。

これは国民の将来への不安と政府への信頼感が関係しています。43%のフランス人が将来を悲観的と考え、楽観的と答えた人は12%に過ぎません。フランス国内の最新世論調査(IPSOS:4月28日発表)でも、マクロン大統領の人気度は38%で、1ヶ月前から6%も減少しています。11日に予定されている隔離解除計画には不確定部分が多く、大多数の国民が不安を持っている現状です。

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