何は無くとも石鹸 Les savons qui font la peau au virus

Published on by Kayoko

何は無くとも石鹸 Les savons qui font la peau au virus

昨日の記者会見で印象的だったのは、首相が強調した「ウイルスと共存する Vivre avec le virus」という言葉です。5月11日の隔離解除に向けて、この事を肝に命じなければならないと繰り返しました。集中治療室の患者数が7148人と最も多かった4月8日をピークに11日間連続で患者数が減少していますが、現時点で未だ5683人、従来のベッド数5000床をはるかに超えています。また、ウイルス感染が鎮まるには人口の60%以上が感染した状態と言われていますが、今のところ10%程度しか感染していないそうです。その為、予定では解除まで後3週間、ワクチンも治療薬もない現状では、ウイルスと共存するしかないわけです。

今日友達から「どうして石鹸が予防にいいか知ってる?」と聞かれてハタと何も知らない事に気が付きました。WHOも「20秒の手洗い」を勧めています。消毒ジェルよりもどうして予防効果があるのかしら?その友達が科学者が易しく説明したネット記事を送ってくれました。彼女も知人から回ってきたこの記事で知ったと言っていました。その記事によると、コロナウイルスだけでなく、一般のウイルスの外側は脂質で覆われているので、石鹸で洗うとこの部分が解体されて、不活性化するのだそうです。

そう言えば、石鹸は脂を分解してくれますよね。逆に消毒ジェルは清潔で乾いた手の消毒には適しているものの、脂で汚れた手についたウイルスには効果がないそうです。ということなので、何はともあれ、石鹸で手をよく洗ってウイルスとの共存の道を探しますか。

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