住民票と国民健康保険  Vivre au Japon

Published on by Kayoko

住民票と国民健康保険  Vivre au Japon

昨年、フランスから日本へ転出届けを出しました。圧迫骨折をした母の世話で日本滞在が増えると思い、実家のある役所で住民票を作成してもらったのです。それに伴い、健康保険に加入する義務が生まれ、同時に介護保険にも加入することになりました。そしてマイナンバーも取得しました。それまで全く考えていなかった国民年金まで僅かですが、受け取れることになりました。

毎月の支払い額は、健康保険料1,100円と介護保険料2,630円、収入は月割りにすると手取り3,250円の年金だけですから、480円のマイナスになります。住民票はあるけれど保険料は支払っていないという人の話を聞いたので、役所の窓口に相談に行きました。結論から言うと、健康保険加入は義務なので勝手に脱退はできません。脱退する方法はただひとつ、国外へ転出することでした。

せっかく住民票を作って煩雑な手続きをしたにもかかわらず、もったいない限りですが、またフランスへの転出届けを出すに至りました。ふたつの保険証は破棄、マイナンバー・カードも失効です。母に代わって手続きをする際に保険証などの公的書類があると便利なのですが、介護保険料をこんなに支払うことになるとは誤算でした。尚、この保険料は自治体によって異なり、低収入の被保険者は保険料の見直しを請求できるそうです。

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