赤木画伯とヴィランドリー城 Akagi au Château de Villandry
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パリを描き続けて50年、赤木曠児郎さんの今年の個展がヴィランドリー城(Château de Villandry)で始まりました。歴史的な大雨の所為でフランスの至る所が水浸し、ヴィランドリー城があるロワール地方も洪水で4日のヴェルニサージュはやむなく中止になってしまいました。有名なシャンボール城は「湖上に浮かぶ城」に様変わりしています。
ヴィランドリー城自体に洪水の影響は出ていませんが、閉館を余儀なくされた為、期せずして観光客の消えた静かな庭園を散策することになりました。この城はルネッサンス期の優雅な城ですが、18世紀に作られた見事な庭園と菜園で世界的に知られています。
城主は絵画の造詣が深く、彼の至っての願いでこの展覧会は実現しました。「アカギの版画パリ百景 AKAGI / Cent vues de Paris」と題して、100点の版画が勢揃いしています。9月18日まで行なわれていますので、この機会にロワール地方に脚を伸ばしてはいかがですか。