スチュワーデス誕生70周年 Hôtesse de l’air, 70 ans d’histoire
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今年は1946年に誕生した職業「スチュワーデス」の70周年にあたります。それを記念して、エール・フランスでは歴代の制服を博物館から出し、嘗てのスチュワーデスがそれを着てイベント会場を闊歩、昔話に花を咲かせました。
戦後70年、思えばこの世界も大きく変わりました。昔はパリから東京へ行くには南回りでカイロやベイルート、テヘラン、バンコックを経由して1日がかりで到着という状況でした。定期便が毎日飛んでいるわけではありませんから、一度、経由地で乗務交代すると、次の便が来るまでの2〜3日は休みです。その頃のテヘランはイスラム革命が起こる前ですので、ミニスカートの若い女性も街を歩いていました。生まれて初めて出会った「皮ごと食べられる葡萄」に感激したものです。スークでの買い物も楽しかったし、時間がゆっくりと過ぎて行った昔を懐かしく思い出します。
ジーンズ一辺倒の私にとって、制服のスカートが履けるかどうかが心配の種でしたが、何とか太くなった体を押し込むことができ、同じような体型になった元同僚と楽しいひと時を過ごしました。