今も昔もお菓子は「マドレーヌ」 Madeleine
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フランスでとても親しまれているお菓子のひとつにマドレーヌがあります。ロレーヌ地方の或るマドレーヌという名前の召使いが主人の為に最初に作ったと言われており、それは18世紀中頃のことです。貝殻の形をしたお菓子ですが、ホタテの貝殼はサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指す巡礼者が持つシンボルで、マドレーヌという名前もマグダラのマリアやマドレーヌ寺院を連想させるので、なんとなく宗教的な意味があるのでは思っていました。もっとも巡礼者たちに配るためにこのお菓子を作っていた女性の名前がマドレーヌだったという説もあるようですが。
それはさておき、昨日作ったマドレーヌは会心の出来でした。味を聞きながら作ることのできる煮込み料理とは違い、お菓子は一発勝負的な面があります。材料を正確に計り、手順も間違えないようにしないと何ができるかわかりません。次の作り方なら絶対美味しいマドレーヌができること請け合いです。続けて3回作った結果です。
- 卵2つ
- 小麦粉100g
- 砂糖100g
- バター100g(無塩と有塩を半々で)
- ベーキング・パウダー3g(小さじ1/2弱)
- レモンの皮(好みで)*私は抹茶を入れました