簡単で美味しい夏の寿司 Sushi d’été
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暑い夏は魚の鮮度を保つのがたいへんです。特に8月のパリは、ほとんどの魚屋さんが閉店しますので、鮮魚を見つけるのに苦労します。それでもお寿司は食べたいと言う時に作るのがこのスモークサーモンを使ったお寿司です。この寿司との出会いは田舎住まいの友人宅でした。ご馳走になったこのお寿司の味が忘れられず、以来、よく家で作っています。
まず寿司飯を作り、一口大に握ります。一方、5〜6センチ四方に切った薄切りのスモークサーモンを用意します。手の平にサランラップを広げ、そこへ切ったスモークサーモンと寿司飯を乗せ、全体を包むようにまとめます。ちょっと「おはぎ」を作るのに似ているかもしれません。ラップを取り、サーモンを上にして並べ、中央を指で軽く押して凹ませたところへ飾りを乗せれば出来上がり。私はその時の気分で「山椒の芽」「いくら」「卵」を乗せたりします。他に胡瓜の箱寿司も作ります。材料は「薄切りの胡瓜」、中に挟む「海苔」、上に置く「いくら」です。胡瓜の薄い緑色がサーモンピンクによく合うのです。