パリの日食 Eclipse solaire 、、しかし
今日は久しぶりにパリで日食が見られるということで、絶景テラスを持っている友人宅にお邪魔し、太陽が78%隠れる予定の10時29分を待ったのですが、全く駄目でした。
第一の原因は「雲」です。天気予報がピタリとあたり、風なしの曇天でした。それに加え、今週は大気汚染がひどく、特に今日は「汚染警報」が出され、パリの街は白く霞んでいます。霧が発生していると思っている人もいますが、これは高レベルの汚染なのです。この警報が出されたのは、今年に入り3回目で、汚染は特に微粒子物質(PM10)から来ています。フランスはルクセンブルグ、アイルランドに次ぎ、ディーゼル車が多く、3台に2台はディーゼルと言われるほど。国策でディーゼル車を推進してきたツケが廻ってきたわけですが、やっとパリ市は汚染対策に本腰を入れ始めました。今パリ市長は車の台数減らしにやっきになっています。